組織の中で生き残って来た
企業戦士達とは自分の考えよりも
組織の論理を優先するあまり
いつの間にやら
考えるよりもお伺いを立てる事に
慣れ過ぎて
およそ臨機応変などは
どこ吹く風と平気な顔をして
ただ何事かが起きるのを
待っているだけになってしまう
組織とは
およそ優れた制御回路のように
トップダウン型とボトムアップ型に
分かれはしても
どちらも解決策を練る最前線から
組織全体へと
その問題意識を喧伝して周り
広く解決策を募集しては
即実行に移す機能が備わっている
前時代人とは
組織のカラクリを具現化する為の
歯車の一つ一つのように
取り替えの効く部品となるように
洗脳された成れの果て
糸電話のように
他者からの伝達が無ければ
いつも通りの前例踏襲を
ひたすらに繰り返す
まさにからくり人形なのだから
意図を持って
動かす存在がいなければ
ただそこにあるだけの
彫刻みたいな存在
社会変容や国際情勢の影響を受け
これからの未来を見据えた
組織改革が行われていると見えて
決まっていたプロジェクトからの撤退や
早期退職希望を募っては
膿となっている人材を出し切るという
動きが顕在化している
氷河期世代と呼ばれる
厳しい環境と社会の二面性に翻弄され
それでも生き残って来た人財達が
それなりの数が高いポジションにつき
前時代踏襲型では
もはや組織運営を担えず
仕方無く未来志向型にお鉢を回した為に
多くの企業や団体内での
パワーのリバランスが起こり
新たなテクノロジーが生み出した
情報ツールを使用して
広くガバナンス強化を訴えかけている
要するにハッタリが通用しなくなっただけで
本筋の流れに戻そうという主張が
あちこちから聞こえて来ている
カラクリ人形から
それを操る側へと人材を進化させた
企業や団体しか生き残れない
そんな社会へと変わりつつある
良くも悪くも
その方が分かりやすくて良いとは思うが
求められたら大変だ