筋トレを乗り切って
クールダウンのストレッチ
トレーニング中は
ボジティブな音楽を聴きながら
アドレナリンを注入して
筋肉への刺激によって
生ている実感が強まる反動なのか
クールダウンのストレッチでは
死にたくなるような儚く悲しげな
心のどん底まで落ち込むような
暗く悲しい音楽を聴きながら
身体をほぐすのが好きで
終わってから
少しラウンジで休む時には
またテンションがあがるような
BEATの効いた音楽を聴く
その時には
もう悲しくなる音楽は聴きたくない
あの心境の変化はなんだろうか
生きているという実感を強く感じ過ぎて
死から遠ざかり過ぎるのを拒むように
心と身体を暗闇へと落としたくなる
ストレッチは大概
目を瞑るか鏡を見るかだから
何かしら身体の感覚が
そういった思いを呼び寄せるのか
特別死にたい訳でも無い
むしろ筋トレを始める時のほうが
今から始まる苦痛と戦わなければならず
準備運動代わりのストレッチでは
テンションを上げる為に
明るい音楽を聞く方が多い
まぁ暗い音楽と言っても
案外と自分はそう思っていても
タイトルを見ると前向きだったり
ジョージ・ウィンストンの
「あこがれ」なんてのは
曲のイメージと違い過ぎて
自分と作者の感覚の違いに笑った
秋の雨上がりに
公園を散歩する時に聴くと
雨に濡れた木々の
紅葉した赤い葉が真っ赤に
際立って美しく見えて
なんとも言えない感覚になる
あの瞬間の気持ちは
なんとなく生と死を強く意識する
少し肌寒く感じる事で死へと近づき
目に映る情熱的な葉の色に
心が高揚しては生きていると実感するという
そんな感覚の起伏に振り回される
感覚に支配されている
内向き人間とはお澄まし顔で
あの世とこの世を行き来するように
いつも自分に溺れている