総理大臣という大役を引き継ぎ
今の党内ではする事が少なくなって
時間を持て余しているかのように
あらゆるメディアで
石破前総理大臣をよく見かける
政治の話しだけでは無く
趣味や雑談みたいな番組にも
出演しているのは
何かの目的があって事なのか
米国との関税交渉妥結を期に
少しづつ支持率が上がり始めて
戦後80年所感によって
一部国民からの支持を得たからなのか
辞任してからというもの
依頼が殺到しているのだろうか
おそらく今後
辞めるなデモを引き起こすような
総理大臣はそうそう出ないであろう
そういった意味でも
稀有な存在となった前総理
元々メディア露出の多かった
国会議員が総理大臣経験者となり
関税交渉やら防災庁やらと
肝煎り政策の施行も近づいて
益々オファーが増えるかもしれない
SNSを見ていると
至るところで講演もしているようで
どういった判断基準で
依頼を引き受けるのかは分からないが
この世の中には優秀な中高生が居て
有事対応というテーマで
講演会を企画して
前総理と東日本大震災時の官房長官と
共産党議長をキャスティングして
実現させてしまうという
奇跡の講演を無料動画配信をしていた
そこで総理が話した内容は
剥き出しの戦争時の歴史であり
とてつもなく難しい
国際社会の歴史だった
血筋を遡れば
おそらく誰もが殺人者の
先祖を抱えているであろう
我が国だけでは無く
世界大戦時には
他国人とも戦い殺し殺された歴史を
その国々側からの教育だけを受けてしまうと
歴史認識で対立してしまうかもしれない
それが新たな戦争の
銃爪とならぬようにするのが
歴史を学ぶ目的なのだと
あの優秀な学生達は思い至り
プロジェクトを通して
先人である三人の政治家達を
あの壇上に招いのだろうか
人には一人ひとり
それぞれの歴史があり
そこで培った信念がある
全く相容れない思想を持つ誰かを
ただ否定続けても何も生まず
それどころか憎悪が具現化して
悲惨な末路へと誘う事が起こり得るのは
日本史でも世界史でも証明済み
相容れない思想の持ち主が
折り合う為に必要なのが議論であり
そこに感情は勿論大切だけれど
理性的でなければ建設的な議論になどならず
対立を煽るだけになってしまうのだから
政治家という言論人には
とりわけ理性的であって欲しい
そういった未来の担い手となる
中高生達を前にしての三人の政治家による
議論はなかなか見応えがあったし
あの立派な学生達が
この国の中枢に行く頃には
明るい光が差し込むに違いないと
動画を観ながら勝手に思い込んでいた
コミュ障害を持つ身からすると
とかく社会とは面倒臭いものだけれど
だからこそ政治家という代理人が
国家の中枢で代わりに議論して
この国の行く先を決めてくれる事が
便利で仕方が無い
あの議論を聞きながら
貴方がたの命は預かれないが
こちらの命は預けても良いと思った
少なくとも出来ない事を
肩代わりしてくれているのだから
それくらいの事はしても良いだろう
時の政権を
必ずしも応援出来ないけれど
その政策に賛同出来ずに
不本意だったとしても
こちらは委ねる事しか出来ないのだから
選挙結果によって出来た政権に任せて
あとは野となれ山となれ
あの講演を聞きながら
昨年の石破おろしへの見方が変わった
今年に入ってから世界情勢は激変し
その時が史上初の女性総理が在任中というのは
もはや運命的な巡り合せに感じたからだ
もしも今男性総理だったなら
もっと国内世論は乱れ
血生臭い雰囲気に
国中が包まれたのではないか
そう思うと昨年の石破おろしと言われた
あの出来事が石破かくしに思えて来た
国家主権と国際法とは
また相容れない
それが大国ともなればなおさらで
国際法を担う期間を
主権国家が制裁する現在
法の支配とは
国家の下にしか存在しない思想と
国際社会全体の統一された存在とする
思想が対立しても
武力という裏付けが無ければ
共生すら促せないのだから難しい
もはや戦時並みの債務を抱えている
この国の未来の担い手達が
有事対応というテーマを掲げて
登壇を依頼した3人の政治家達が
壇上で繰り広げた議論を聞きながら
知性を欠いた政治家ほど
危険な存在もいないと思った
主義主張が相容れなくとも
この国の未来の繁栄を願うのは
おそらく誰もが同じ
どこまで行っても平行線の思想を
未来の担い手である若い枕木で固定した
レールの行く先に何があるのだろうか
国家国民とは
人繋ぎの列車のように
ただ敷かれたレールの上を
前進する事しか出来ない
もしも切り替えの
ポイントがあるのなら
間違わないように
時には途中の駅で停車して
他の列車を
やり過ごしても構いやしない
しかし中高生が
有事対応というテーマで
討論会を企画して
あの3人をブッキング出来るのだから
この国の未来は
案外と明るいかもしれない