我が国の立法府では

半ば現実逃避のように

国旗損壊罪や副首都法案という

不毛なやり取りに時間を使い

メディアやSNSですら

盛んに煽り立てているのが現状



その影では

社会福祉法の改正や

防災庁法案の可決を成し遂げ

その腹いせなのか

前総理への嫌味な発言も

チラホラとまだ聞こえて来る



その影響なのか

今年は未だに最低賃金の話しは

全く聞こえて来ないのだから

推進派と反対派による水面下での綱引きが

例年以上に長引いているらしい



しかし個人的に

興味を唆られているのは

皇室典範改正の行方だ



どのようになろうとも

国民には何も影響は無いのに

それ程に騒ぎ立てるのだから

始めは皇室撤廃の方向へ向かう

議論になっているのかと

思うくらいだったのけれど

そうでも無いらしく



では何が問題なのかと

ニュースやらネット記事を読むと

愛子天皇待望論が大きくなり

正当な後継者にすらなっていない

その事実に国民が追いつけず



有識者達がこぞって

皇室の歴史を発信し合っては

対立軸を作り争う姿を見て

初代誕生依頼

二千年以上もこの不毛な

戦いを繰り返しても

未だに答えに辿り着けないこの国の

その事実が面白くて仕方が無い



男系で無ければ

天皇では無いという立場と

直系の親子で繋げは良しとする

柔軟な立場との対立



それを一流大学を卒業し

今も一流と呼ばれる立場にいる

有識者同士が

どちらも譲らず

国会議員も巻き込みながら 

メディアやSNSを使い

広く国民へと問い掛けている



8割以上が愛子天皇で

良いと世論調査では答えが出ているが

皇室典範ではすでに悠仁様までは

決まっているのだからと言う男系派



男系女系と男女平等が

一般国民の中で混ざり合い

天皇のお子様の愛子様が 

皇太子なのだという思い込みが

国内には広がり

突如として悠仁様が出て来た印象に

戸惑いながら多くの国民達は

ニュースを聞き流している



要するに

どちらでも構いやしない

それが答えだろう



天皇とは宗教でもある 

神道へは生まれただけで信者扱いされ

そうかと言って何かを

求められる訳でも無いから

多くの国民は神道へ入信している

自覚は無いだろう



しかし新年を迎えると

神社へ参拝するなど

日常にも溶け込んでいるのが

神道や皇室の存在



昭和天皇の名の下に

開戦を選択し敗戦した結果

権力は奪われ

都合良く国事行為を

押し付けられている現天皇



しかしその尊さを

一般国民は理解していない

だからこそ愛子天皇という

発想が8割を超えている



何かを成し遂げたから

初代天皇は誕生したのかすら

義務教育で学んでいたとしても

すっかり忘れ去られている



だからこそ

その存在のディテールに

拘るのは有識者だけで

世が世なら

その拘りに反対する勢力を

一網打尽にした事だろう



国民社会が成熟したのか

もはや天皇の世継ぎ問題で

殺し合いにはならない

けれども対立は未だに起こり



天皇に限らず

企業などの創業者など

その存在を尊ぶ者からすると

後継ぎを決める度に

自らの立ち位置が有利になるようにと

都合の良い世継ぎを立て合っては

対立軸として争う輩が現れるのは

いつの世でも同じようで



令和の世になってさえ

未だに争うのだから大したもの



正当な皇室の在り方を

多くの国民が理解していない現状 

戦後80年が経ち

象徴天皇として立ち位置は

広く国民に認知され

確立しているのにも関わらず

神話からの系譜に拘る有識者達とは

皇室を私物化しているようにも見える



国家元首でも

企業の創業者でも

トップダウン型

ボトムアップ型と

進む方向が違うだけで

おそらく継続力は変わり



前者は要人を通して

組織を管理し

後者は下の立場から

上に立つ要人を作る



言い換えると 

前者は戦前の天皇制

後者は民主主義

当然現在は後者なのだから

下の立場の者

つまりは国民が次の天皇を決めても

何もおかしい事はない



正確な世論調査で

8割を超える結果を覆してまで

男系に拘る有識者達のような存在が

おそらく独裁と我が国で呼ぶ

国々には数多くいて



そのような国々の

独裁体制を批判する急先鋒が

男系天皇に拘る有識者には

多い気もするから

なおさら面白い



似た者同士は仲が悪いとは

よく言ったものだ



有識者達はなぜ義務教育で

皇室教育を推進しなかったのだろう

教育とはある意味の洗脳であり

生まれながらにして

国民は神道の信者なのだから

天皇についての教育を 

それこそ北朝鮮のように 

幼い頃から教え広めるだけで

悠仁様が次世代の天皇であると

広く国民に認識させられたにも拘らず

それをしないおかげで

世論調査結果が物議になってしまっている



この事実から

有識者と呼ばれる人達は

本当に深い知識を

持ち合わせているのか疑わしくなり

実はただの皇室オタクなのではと

勘ぐりたくもなる



しかしこういった存在が

他国では権力を持つのだから

独裁体制を保持出来るのだろうと

改めて納得が出来たのだから

有難いものでもある



皇室とは尊い存在ではあっても

その未来は信者によって決められる

アイドルの選抜選挙のようなもの



高学歴のオタク達が

ああでもないこうでもないと

大好きな皇室談義に花を咲かせながら

面白ろ可笑しく

皇室の決め事を定めている

人の性が運命を決める