MAGAとは
米国大統領ドナルド・トランプが
掲げているキャッチフレーズ
その言葉通り政策が実行され
世界中が右往左往しているのが現状
我が国の有識者などは
あらゆるメディア出演時に
憚る事もなく大統領の発言は
その場その場で変わるので
信憑性に乏しく振り回されるなと
半ば呆れたように話すのが
トレンドのようで
ウクライナ対応の転換や
ベネズエラやイランでの軍事作戦
関税政策での発言などを聞くと
確かに常軌を逸したものも散見される
けれども私のように
誰かに訳して貰わなければ
発言の内容を理解出来ない側からすると
訳された言葉の選択一つでもその本質から
目を逸らさせられてしまう危険があり
ネットニュースでも
タイトルと記事の内容が
真逆になるような
印象操作は日常茶飯事だから
一般人が正確に自体を把握するには
しばらくは時間が必要に感じる
大統領選挙期間に抱いた
個人的なMAGAへの印象は
意外とトランプさんは
謙虚なのだと感じていたから
就任後の大統領令連発やら
Dogeなどの強権的な言動には
驚くばかりだった
しかし人間とは
ピンチの時の最終手段には
大抵脅しを使うもので
経済力で脅し
武力で脅すのは常套手段
それが失敗に終わると
大概は掌を返す
就任からの1年半で
米国へのイメージは様変わり
その反転によって
初めてMAGAの意味を知った時と
同じ感想を抱いている
もう一度米国を偉大にする
という事は現時点ではそうでは無い
少なくともMAGA支持者達は
そう思うから応援しているのだろう
だからこそ唯一の超大国が
何と謙虚なスローガンを放つのかと
思ったのが第一印象だった
経済や貿易では
もはや中国には勝てず
あの陸軍パレードの印象通りの
イラン攻撃作戦の稚拙さが
象徴するように
軍部インテリジェンスの
能力の低下は著しく
国民一人の命の重さも
軍事装備品の価格も
物価に比例して世界一の大国は
地上戦闘には踏み切れず
それが世界へ知れ渡り
西側諸国は大顕わ
何かあれば
米国軍を戦わせれば良いと
高を括っていたのだから
EUも我が国も
金を出すのも嫌だけど
自分で戦うなんてダメダメ
一人死ぬ毎に
時の政権も倒れてしまう
いやその前に戦争になった時点で
政府への外交失敗批判が噴出し
最悪の場合
国の輪郭が歪みかねない
焦ったG7は
自らを中堅国と名乗り
米国軍の再建を促しながら
大統領のご機嫌を取りつつ
陰口をコメンテーターに流布させて
大統領個人の資質問題へと添加を
図っているように見える
思い返せば昨年
盛んにノーベル平和賞を寄こせと
大統領が繰り返し発言していたのも
もし受賞すればそれを理由に
イランへの先制攻撃を求める声に
抗う為の口実が欲しかったからでは
なかったのかと勘ぐってしまう
受賞直後に軍事的な
奇襲先制攻撃はなかなかハードルが高く
ノーベル賞自体の権威にも傷が付くのだから
EUからも多くの賛同が得られそうだ
この手法はバラク・オバマ元大統領も
用いた手法だったかもしれない
いずれにせよ
中国の台頭によって
先進国の枠組みは形骸化
経済力ではインドやロシアにも
劣る国々と凋落した大国が
その枠に獅噛みついていても
もはやアノ舟のように
多くの人々を救う事は無いだろう
この現状を反転させ
再び米国や西側諸国を偉大にする事は
おそらく簡単な事では無いだろうけれど
それでも不可能とも言い切れない
これまでの常識を捨て去り
世界のリバランスを受け容れて
新しい秩序へと移行されれば
先進国や発展途上国などの
枠を超えた新世界では
これまで以上に偉大な存在へと
生まれ変われるかもしれない
その為にもトランプ大統領には
もうひと頑張りをお願いしたいところ
しかし大統領とは言え人間だもの
時には駄目よダメダメと
ダメージに襲われるかもしれない
そんな時に
もしも誰かの助けが必要なら
民主党の勇気をくれそうなあの人に
もう一度米国を偉大に出来るかと
聞いてみると良い
おそらく彼なら
間違いなくこう答える
Yes we can!
メディアを通して
分断を煽る手法が蔓延る
この禍々しい世界では
汚名を粋に着こなしながら
戦う才能が必要で
時には掌を返してでも
握手をするのは当然だろう