ライブ会場の
オーディエンスとは
お目当てのアーティストが
登場するやいなや
叫びながら踊りそして泣く
その感情を味わう為に
お金を払ってチケットを買う
夢に向かって
まっしぐらに進むというのは
そのチケットを買う事と同じだから
役者だろうが
歌手だろうが
絵描きだろうが
好きならお金を払ってでも
やりたい事をすれば良い
好きな事とは
落ち込んだ時に
力が湧いて来るものだから
本来見返りはそれで
憧れている誰かのように
なるのを夢にしてしまうと
外観に惑わされて
その本人の気持ちに寄り添えなくなって
立場の違いが絶望に変わり
逆に力を失ってしまう
どんなジャンルにも
スターは存在しているけれど
トーナメントのように
誰もが勝ち続けられる訳では無く
むしろ輝けていない人が殆ど
どんなスターにも
日常があって家族や友人がいて
職業や業界の仲間もいる
それはサラリーマンも同じ
出世の早い同僚や後輩も居れば
落ちこぼれた先輩もいるように
スターの周りにも
おそらく同じような人がいる
サラリーマンが
家族の為に出世を諦めても
働き続けるように
あらゆる業界の専門職が
スターになれず稼げなくとも
その職業からは離れない
お裁縫が好きだから
ギターを弾くのが好きだから
漫画を小説を書くのが好きだからと
現実逃避やリラックス効果が
欲しくて堪らなくて
気づいたら楽しくなっている
夢を追いかける事は
本来とても簡単なはずで
やっていて楽しい
誰かと一緒にやるともっと楽しいから
お金を払ってでもしたくなる
友達とカラオケに行くのに
お金が貰えるのがスターってだけで
それをする事で楽しめるのは
お金を払って歌う
サラリーマンも同じ
お金を稼ぐ事と
楽しむ事を切り分けると
夢追い人に失敗はない
コミュ症が
ライブ会場に行くと
ステージ上のアーティストには
もちろん才能を感じるけれど
盛り上がるオーディエンスにも
才能を感じて仕方ない
あれほど叫びながら手を振り
時には踊ったり泣いたりして
終了した途端に現実に戻り
整然と帰路につく姿は圧巻
熱心なオーディエンスが
様々なジャンルのアーティストを支え
活動資金を提供している事を実感し
何にしてもステージに立つ側と
推し活の達人などのように
ステージへ向かって歓声を上げる
才能達があらゆるものを作り上げている
好きなら
お金を払っても惜しくは無い
職業にする事を目的にするよりも
負担にならない責任を背負いながら
好きな事を突き詰めてみるのも
悪くはないかもしれない
赤ん坊をあやしながら
好きなアイドルの推し活をする
漫画を描いたり小説を書く
目的からお金を省き
楽しむ事にフォーカスすると
本来誰もが夢なんてものは
簡単に叶えられるはず
ただ好きな事をする
気が向いた時にやってみる
面倒く臭い事は
極力他人へ委託して
出来る事だけで貢献する
楽しむ事よりも
ストレスを手放す事を優先すると
感覚世界は一変する
現実逃避の為に
楽しむのでは無くて
安穏とした日々の
退屈しのぎに始めた何かが
続く事で趣味になり
モチベーションが
持続するのだから当然に楽しいはず
それでお金を稼げば職業
お金を払いながらするのは趣味
どちらにしても楽しければ
それ程違いは無いのかもしれない
ライブ映像などを観ていると
演じる才能と応援したり批評したり
とにかく盛り上がれる才能達が一体となって
会場のボルテージを上げ続けている
あれほど何かに夢中になれるのも才能
終われば整然と帰途につくのもまた才能
夢とは日常
辛い日々からの逃避では無く
退屈から抜け出すチケットにこそ
お金を支払うほうがお得で
まずはストレスに気づくのが先決
幼い頃に好きだった事は
その後も嫌いにはならない