他者との繋がりに

耐性がない者からすると

二人なら喜びを倍増させ

哀しみは分け合う事で

半分に出来るという感覚が分からず



こちらが悲しい時に

相手が寄り添い共感してくれると

より一層悲しくなるから

一人になりたくなる



嬉しい時に

頓珍漢な言葉で喜ばれて

それってどういう事なのかが

気になってしまい

喜ぶ事に集中出来なくなるから

やっぱり一人になりたくなる



一体感の齎す高揚感は

体験した事があるのだから

その気持ち良さは知りつつも 

喜怒哀楽の捉え方や

表現方法も人それぞれだから



相手に合わせてしまうと

自分の喜びがどこかへと行ってしまい



一人の時に

同じ喜びや悲しみを感じても

必要以上に過去の体験に

当てはめようとして

その感覚にたどり着けずに

不完全燃焼に終わってしまう



喜びは半分になっても嬉しいし

悲しみには慣れると耐えられるから

共感してくれる相手の

ピュアな悲しみが伝わって来ると

余計に悲しくなってしまう



おそらく社交性とは

常に集団の中で過ごせる能力だから

喜びも悲しみも一人の物では無く

家族や友人という枠の共有物として

捉えているのが社会人なんだろう



無意識にそこから

自分を切り離しているから

気持ちが騒ぐ時こそ

一人になって

その感覚に集中したくなる