歳を重ねてから

啓発本などは読まない方が身の為



年相応に

普通の生活が出来ているのなら

構いやしないけれど

失敗人生を歩んでいると

その有難いアドバイスの失敗例として

笑いのネタにされるのがオチ



しかし救いなのは

面と向かって絶望感を与えられない事

自己啓発本の中には

未来への希望しか書かれていない



確かに

そこに書いてある事などは

ほとんどして来なかったのだから

この現実がある訳だけれど

普通を知らないから

自分の日常が絶望なのだと

イマイチ理解出来ない



ふふ

常軌を逸した無能には絶望すら

出来やしないのだから

もはやこの先

どれほどの不幸が降りかかろうとも

気づかずに通り過ぎるだけ



それはおそらく

これまでと何も変わらない感覚

この世の中には

馬もいるし鹿もいるけれど

馬鹿にするのは普通の人だけで

麒麟と同じで存在はしない



池に落ちるような

単独事故を起こしても

その先にも道はあり

その失敗を引き摺りながら

進むのも人生で

落ちた先が地獄とは限らない