イラン情勢に振り回され
原油の輸入量低下の不安に
覆われた我が国にっぽん
あらゆる石油製品の
供給不安をマスコミも報じ
ナフサという聞き慣れない
言葉が馴染み始めた昨今
政府は一貫して
必要量は足りていると発表するも
どうもあちこちで足りない
入手出来ないという声が聞こえ
挙げ句に仕入れ値が去年の
倍になったという声もチラホラ
資本主義を推進する
我が国では当然に市場原理が働き
理由はどうであれ
利幅を増やせるのなら
通常価格で入荷した商品を
買い占めを企み高値で買い取る
誰かに優先して売っても
何も不思議な事も無い
売春や買春のような
違法行為とは言えないが
公にすると不買運動などが
起こり兼ねないからと
売り手も買い手も口を噤みながら
せっせと儲けを増やしても
何も問題はない
それどころか商売とは
本来そう有るべきと本人達は
そう思っている事だろう
遠い他国同士の
戦争によって日常が変わる体験は
映画やTVドラマなどで煽られるよりも
遥かに実感として残り
自分の立ち位置を思い知らされる
インフレが
留まるところを知らない国と
経済制裁に慣れた物価の安い国とでは
戦費調達の負荷も変わり
どちらに有利に働くのかを
見極めるにも有効なこの遠い戦争
とりあえずは
学校や変電所の近くには
住まないように
気をつけようと思う
戦争とは難しいもので
自国が望まなくとも
攻め込まれれば
迎え撃たなければならない
宇宙へと向かうこの時代に
地下資源の乏しい我が国の領土を
奪いたいと思うような国は
本当にあるのだろうか
武力による
裏付けの無い脅しには意味が無い
平和国家を名乗りながら
他国の武力の下で守られ慣れた
今を生きる国民達が
自らの意思で武器を取る選択を
受け容れられるだろうか
武力による海峡制圧を
米国が出来ないという現実が
これから先我が国へ
何を齎すというのだろうか
人一人の生命の値段も
おそらく計る事が出来てしまい
それぞれの国によって異なり
その尊とさのみならず
現実的な出費として捉えると
どちらに微笑むだろうか
我が国の老後資金は2000万
若者ならいくらになるのだろうか
人の風上にも置けない
そんな考え方を強いられるのが戦争
ホワイトな倫理観の中で育ち
ある日突然に他国兵士を
躊躇無く殺せと命令されると
自衛隊員なら問題無く
ミッションコンプリートは本当か
米国の武力が相対的に
世界への影響力が縮小すると
我が国はどうなるだろう
何かあれば星条旗をチラつかせて
威嚇するにも
もはや限界が見え隠れし始めた現状を
政府はどう捉えているだろうか
子育て世代にとっては
この先100年先まで心配が付き纏う
何せ徴兵制が復活するのも
そう遠くはないのだから
逃げる準備をしなければならない
自身は逃れられても
子供や孫はどうか
学力や技術を身に付けさせ
何とか戦場の最前線は
回避させなければならない
いやもしかすると
学校教育の洗脳化が進み
ニッポンバンザイと叫び散りたいと
自ら志願して自衛隊へと
入隊してしまうかもしれない
案外とこの現状は
中高年よりも現役世代
とりわけ若い世代にとっては
大きな分岐点になるかもしれない
戦争を知らない
高齢世代が支援する与党が
軍事装備品を各国との
共同開発を加速させている
開発された兵器は
使われなければ儲からない
そんな市場原理を追い風にして
市場を開拓して行くと
行き着く先で自分の子や孫が
戦場でそれを使用しているかもしれない
そんな未来を
目の前の子や孫の顔を見ながら
考えている中高年世代は
有事際にはもうこの世にいない