ラマダンが始まるタイミングでの

奇襲作戦を実行したイスラエルと米国

殺し合いに卑怯などという概念は無い

だから責めるつもりも無い



けれども恐れ入るのは

攻撃を受けた側であるイランからも

そんな声明が出て来ないのは

ラマダンとはイスラム教徒には

それほどに神聖なものなのだろうか



たとえその修行が

敵国に利用されようとも

その戒律を遵守する姿勢は

おそらく世界中のイスラム教徒にも

同様に捉えられていて

だからこそラマダン月に合わせた

奇襲攻撃を卑怯だという

声は上がらないのだろうか



信仰とは信念であり

厳しい修行であるからこそ

その存在は磨かれる

おそらく多くの宗教の教えは

そういった事なんだろう



今日の戦争とは

単に敵国を打ち負かすだけではなく

それに乗じて儲けようと企む

市場参加者達によって

情報の拡散や撹乱が起こり

ジャーナリズムをテコにしては

あらゆる経済指標が乱高下を繰り返す



原油というエネルギーも武器になり

経済や流通も武器になる



この現実を目の当たりにすると

何も戦争の準備とは

兵器開発や軍人育成に限らず

平時から他国との絆を結ぶのが大切で

条約履行などで絆を深め合い

有事の際に共に戦わずとも

平時同様に外交や経済活動を

行うだけでも時が経てば

戦況を有利にする事も出来る



それを踏まえると

有事への備えの考え方も変わる



領土を奪い合う戦争など

もはや現代世界では起きないと

高を括っていたけれど

ウクライナ紛争が起こり

ガザを取り巻く環境では宗教上の

聖地を取り合う争いが

終わる事なく続いていて



今回のイランでの出来事は

単に米国がイスラエルに操られて

始めた訳では無く

いやそうだったとしても

副産物は多いに越した事が無いのだから

どんな形でも分かりやすい成果を

おそらく米国政府は作りたいに違いない



大事が起きると

あらゆる経済指標は乱高下する

しない指標とする指標

為替にしても

二国間通貨の動きと

多国間の動きに違いがあれば

その理由を分析する



株式市場でもそれは同じで

その動き方によって

何かが判明し何か謎が生まれる



その動きそのもので

儲ける者達もいるのだから

その時点で勝ち組となる



各々の立場や目的に沿って

有能であれば上手く立ち回り

新たな問題点を洗い出して

未来へ備える動きの起点になる



あらゆる思いが錯綜する

エネルギー海峡を巡る争いの先で

誰もが少しでも有利な席を取ろうという

椅子取りゲームが

どんな未来を作るのかは分からない



けれど少なくとも

宗教というものが幸福を

人日へと齎す時代は終わり

世界中の大衆が信仰から解き放たれ

その先にたとえば約束を守る

その程度の決め事をただ繰り返すだけで

多くの幸福を手に出来る事を知ると

その安心感が過去の対立を

洗い流してしまうかもしれない



神とは願いであり希望

そこに姿形などは必要なく

聖地を巡礼するように

ただ心に浮かべるだけで

そちらへと流れて行く



その願いを叶えるのは

自分自身以外に存在しない

神の姿を思うなら

未来の自身の姿を思えば良い

誰もが唯一の神に出会える



イスラエルが

ハマスの奇襲を受けた日も

ユダヤ教の祝日だったのだから

宗教が人を救う事は無い事だけは

この紛争で証明されている



どれほど厳しい試練を

乗り越えようとも

後に生きる誰かを凶行へと

向かわせるのなら

その教えは未だ

正解へ辿り着いてはいない



未完の教えに大衆が気づける未来は

もうすぐそこまで来ている



対立の関係者の一人ひとりが

利子私欲を一粒の砂程

ほんの僅かを捨てるだけで

多くの人々に安心感が芽生え

そのゆとりがお互いの

話し合う余地となれば良い