無能者の人生とは

いつもピンチの連続

その度に何かしらの現象で

すり抜けて来たのが

我が人生の不思議な所



検索すれば

何かしらの知りたい情報は手に入る



憧れの対象を探す為に

あらゆる成功者達の動画で配信されている

言動を見るけれどイマイチ

ピンと来ないのはなぜだろうか



無能の小心者だからなのか

スポットライトなど当てられるだけで

緊張を強いられるから対象外



もっと気楽に

生きるコツを知りたいけれど

特にスポーツ系の成功者達は競争を勧め

自己啓発系の成功者達は

他者との比較を否定しているから

どちらを選べば良いのか迷う



経済的な成功者にしても

結局は誰かと戯れたり

プライベートジェットで飛び回ったりして

何かしらの活動をして

それを発信し続けているのだから

そもそも有能以前に働き者



誰かの為になる事を担うのが

そもそも重荷に感じるのが小心者だから

無能以前の問題を抱えているのだから

どんな成功者にも成れそうには無い



自身の周りの人と

大体同じだと誰かが言っていたから

改めて見回してみると

たとえば両親などは

そこそこ天寿を全うするだけの資産を手にして

悠々自適に暮らしているように見える



自分にしても両親にしても

何かしらの目的がある訳じゃないから

どんなに上手くいっても

この現実が死ぬまで続くだけ



失敗や予想外の不幸が

降り掛かるとこれまでと

同じ苦労をするだけで

乗り越えられなければ死ぬ



結局は成功しても失敗しても

人生の結末は同じ

成功者達を見てもそれは同じで

彼らにしても同じ日常を繰り返している



むしろ有能者ならより遠くの未来予測を

高確率で当ててしまうのだから

健康を害した時などの衝撃波は大きそうだ

阿呆な無能なら痛みを自覚するまでは

それまでと変わらない暮らしが出来そう



個体液体気体

どの状態が幸せなのかなんて

水はおそらく考えやしない

そうなったら

それに合わせて流れるだけ



これまでの人生を

大まかにひとコマづつ振り返ると

無くしてしまったモノを

拾い集めるような感覚だった



初めは無意識だったから

目の前の環境に振り回されて

逆流する事もしばしばで

その度に防衛本能が働いて

自意識では不幸の谷底だと思う

暗闇へと突き落とされ

何度死んだと思った事だろう



しかし無能の未来予測は

必ず外れるから死ぬ事は無く

繰り返す内に今度は

大概の事では死なないと高を括り

自ら心の迷宮へと降りて行く

勇気が湧き出て

今度は意識的に暗闇に飛び込んだ



環境が変わると

自身の感覚も変わるのは水と同じ

水蒸気を心の蒸気機関で

推進力に変えて進むと

早くより遠くへ簡単に進む感覚



躊躇いの反発を乗り越えると

より大きな推進力が生み出されて

ロケットみたいに大気圏を超え

まるで宇宙から地球を見るように

見た事の無い自分の姿を俯瞰しては

改善点が自然と浮かび上がり

そこで初めてこうしたい

こうなりたいという目的を自覚した



結局のところ

このまま死んでも良いと思いながら

夜眠りにつく毎日を目指している

いつ死んでも悔いる事のない

そんな快適な日々を送るのが良い