オリンピックが始まると
なぜか選手達の日常をピックアップする
それは雑誌で芸能人のマイブームを
特集するのとほとんど変わらない
商業的にデコレーションされた
スポーツの祭典の出演者達が
上野のパンダの代わりに
国民の安らぎの対象となっている様子
特にウィンタースポーツは
マイナー競技の集まりだから
運営側も必死になって
宣伝をしているのかもしれない
各競技団体からすると
競技人口を増やす為になるからと
マスコミの取材だって
じゃんじゃん協力するに違いないが
出場する側の選手達は
どう思っているのだろうか
パンダの居なくなった
上野動物園は客足が減るのか分からないが
目玉となるメジャー競技の少ない
冬のオリンピックは
夏に比べるとイマイチなのは
いつもの事だけれど
数カ月後には野球のWBCやら
サッカーのワールドカップという
超弩級のメジャー大会があり
年の瀬に振り返ると
おそらくそちらの方が多くの人の記憶に残り
冬のオリンピックの話題は埋もれてしまう
だからこそオリンピアンの
パンダ化が必要なのだろうが
取材をする側のマスコミの
ウィンタースポーツ理解度が低くては
まったく興味の無い視聴者へ
その競技の魅力を伝えられないから
選手の日常をこと更に強調取材をして
親近感を抱かせる戦略を取る様子は
まさにパンダ取材そのもの
情報を伝える側が博識で
かつ万人へと噛み砕いて伝える能力があれば
その宣伝も効果を発揮するかもしれないが
スポーツに限らず
政治でも経済でも地域ニュースですら
知ったかぶりすらしない記者が
分からないまま撒き散らす
その情報に視聴者は踊らされ
井戸端会議の
噂とあまり変わらない情報が
ネットワークを通して
記事の出し手の能力と反比例する形で
広く浅く超スピードで広まるものだから
取材に協力した側の思いがイマイチ伝わらない
そんな気もするがどうなんだろう
帰国したメダリスト達への
記者会見で質問が無くなる様を
生放送されるのを観ていると
あの会見場の記者達はオリンピアンに
それほど興味は無さそうに感じ
商業オリンピックの限界も近いのかと思い
少し寂しくなるが
自分も競技の放送を
全く観なかったのだから
記者達と変わらない
他者の努力を応援するより
自分で努力するほうが
楽しい事に気がついたから