もはやチグハグ過ぎて

ツッコむ事すら恐ろしい自民党総裁



しかし類は友を呼ぶと

言うように

そんな人柄だからこそ

人気になるのが

我が国が後退国である事の

証になるのかもしれない



総裁選勝利直後

開口一番党員へ向けて放った

馬車馬のように働けという

パワハラ発言から始まり

存立危機事態を巡る感情的な発言



そういった言い回しが

この国の人心を惹きつけるのは

どういった心理なのだろうか



話す内容に間違いは無い

米国軍が中国軍から攻撃を受ければ

我が国の危機となるのは間違いない

だからこそ周囲も発言の撤回は

必要ないと言うのが大半



この騒ぎで

中国国内での半日感情が

薄れている現実が晒されて

ある意味功を奏し

政府同士での

もしくは世界情勢での対立を煽り

政治利用しやすくなった



中国側しても

この先何があるのかは分からないのだから

外交カードを作れるのは悪い事でも無い 




ただ国会が始まれば

首相の発言は世界へ発信され

いつどこでどの国の琴線に触れるのか

分からない不規則発言を

あまりにも連発し過ぎると

身内から静かな反発を受ける事もあるだろう



米国大統領が

安保関連でのディールを仕掛けて来ると

防衛予算の更なる上積みや

在日米軍の規模縮小などが予想され

米中交渉での中国側のカードにされるかもしれず

超大国同士の交渉材料に

あの存立危機事態を巡る首相発言が使われ

米国が経済を優先して水面下で

撤回を求める事もあるかもしれない



小国ニッポンという考え方をすると

首相の不規則発言癖は危険だが

国内世論には有効な愛嬌であるから

捨てるに捨てられず 

なかなか面白い状況になっている



一度問題発言が出ると

必ず官房長官が火消しに回るのは

まさにアベスガコンビと同じ



世界各国では

政治的対立が顕著になり

与党が安定している国は珍しいが

我が国では昨年の首班指名での

野党各党の纏まりが作れず

それまで2回の国政選挙で多数を

国民は野党側に託してすら

行政に携わりたくないと捉えられて

今回の選挙では与党大勝に舵を切った



奇しくも

親米嫌中与党政権が形成され

中国共産党に匹敵する

与党独占国家となった我が日本

この数年の動きを見ると

中国が共産党独裁となった経緯が

よく分からる気もする



国内で言えば

与党にならなければ行政には携われない

逆に言えば無関係で居られるのだから

候補者にしてみれば

当選すれば議員

落選してもインフルエンサーとなり

次の選挙祭りまで過ごすだけ

大した違いはないのかもしれない



問題はどこまで

政府与党が一丸となって

首相のいつ出るのか分からない

不規則発言を肯定するロジックを 

国会や各国へと

発信し続けて行けるのか



まさに総理総裁の為に

政府与党議員は馬車馬のように

働いて働いて

民意のマウントを取り

首相発言の後始末をするという

箱入り首相の誕生



それは他国の

たとえば北朝鮮のような 

国内世論で言う所の独裁と

何が違うのなんて

一般国民には関係ない



勝てば官軍というように

与党の独占を求めた民意が

独裁国家というものの

始まりなのかもしれない



トップは愛嬌

頭脳は与党

あくせく働く与党維新



定数削減よりも

いても居なくても変わらない

野党議員の歳費を半額にすると言えば

国民はもっと喜びそうだけど

それでも民主主義では

野党が必要なのだろうか



国会論戦へ

スキャンダルは持ち込まないと言うけれど

結局は裏金を作るのも合法

官僚が政治家を慮り忖度するのも合法

何をやっても巨大与党なら許される



嫌中を演じながら

親米を気取る最強内閣

一致団結なら

独裁だって構いやしない