政党の乱立が

これからの日本に起こるとして

それはこれまでの

自民党内の派閥政治と

何が違うというのだろうか


中堅政党同士のやり取りすら

水面下で行われるのなら

自民党政治と何も変わらない


すべての政党は

公約を掲げて選挙を闘い

議席数を国民から

預けられているのだから

何も隠す事も無く

公のたとえばメディアの前で

公開ミーティングをすれば良い


少なくとも民間企業の

社内ミーティングをテレビで取材され

カメラの前で話し合っていた映像は

もうすでに放送されているのだから

何も政党同士の懇談会などは

当たり前に公開してしまえば良い


何も外交や自衛隊の

戦術を公に晒せと言っている訳じゃない


失われた数十年を経て

負け癖ジャパンな国民は

おそらく自立などは考えず

いかに何もしないで生きられるのか

ただそれだけを思って

投票するのだから


国からの支援を

より多く勝ち取れそうな

そんな政党ならどこにでも

迷わず投票するだろう


しかし頼り甲斐の無さそうな

ひ弱な小政党では期待もできないからと

威勢の良い掛け声に飛びつき

減税を訴え続ける政党に

多くの惰民は集るに違いない


ただ減税を叫べば

票になるのだから声高に叫べば良い

しかし決して単独過半数を

獲得できてしまわないようにと

立候補者数を制限するような政党に

騙される惰民でも

何度か繰り返せば嫌でも気づく


おそらく多党制が続くと

そんな惰民詐欺のような政党が

出来ては消えを繰り返し

また看板を掛け替えて

名前を変えた惰民搾取政党が

乱立するに違いない


そうなると結局は

自民党を中心にした少数与党が

続くだけではないか


騎手が騎乗馬を変えるだけの

派閥政治とあまり変わらない結果に

なりはしないだろうか

それでも世代交代には役に立つのか


既存政党の役割は

ユニコーン政党が誕生しても

その手綱を離さずに

上手くコントロールする事に

変わって行くのが新時代の求める

政治体制なのかもしれない