本来なら
民主主義の世の中なのだから
離合集散が当たり前
昨日の敵は今日の友であり
また明日どうなるかは
分からないのが現実ではないか
そう考えると
選挙期間中に情勢調査と称して
有権者へアンケート調査を行い
それを電波に乗せて
広める行為は
どうなんだろうと思う
投開票日は一日だけれども
投票行為は2週間以上ある期間中の
いつでも行えるのだから
期日前投票が当たり前になると
おそらくそのアンケート調査にも
いちゃもんがつくだろう
勘ぐるとそれは
投票先誘導ではないかと思う
どんな言葉が優勢勢力と
劣勢勢力の有利不利になるのかは
有権者一人ひとりの感性による
応援している政党や議員が
劣勢だと言われると
より応援しなければと思うのか
優勢なら応援しなくても
まぁ良っかとなるのか
それぞれの気持ちによる
投票行為と投票しないという行為に
そのアンケート結果公表が
どんな影響を与えるだろうか
調査結果を元にして
選挙結果を予想するのは悪くはないが
その予想と実際の選挙結果の
乖離が大きくなると
2週間以上ある投票期間中に
情勢が変わってもおかしくは無い
将棋界の王者は
常にAIと対局を重ねて
人類に対して無双状態を
維持し続けているように
もはや達人の修行時に
他の人類はお呼びでは無い
そんな人智を超えたAI様に
投票期間中に多数の
情勢アンケート調査結果という
餌を与えると
案外と正確な予想が
出来てしまいそうではないか
穿った見方をすると
優勢勢力と劣勢勢力が
選挙後の取引に票のやり取りを
企てようとする事も
不可能では無いかもしれない
それは国益を伴う
外交交渉シュミレーションにも
もしかしたら使えるかもしれない
大多数の国民の判断能力などは
おそらく明治時代とそれほど変わらない
つまり無能が圧倒的多数であり
噂や泣き落としに心を揺さぶられる
人情家が多数なのだから
情報公開の変革が
これからの選挙戦には
求められるかもしれない