普段の洋服をジャストサイズで
着るのが当たり前になっているから
職場の制服も自然とそうすると
年中行事で冬になると
必ずぽちゃるからズボンが
パツパツになってしまって
ちょっとゆとりが足りなくなり
意地でも痩せなければならない
状況に追いやられて
仕方無しにダイエットを決意するのが
春の風物詩となるという
毎年この繰り返し
女性しかいない
職場の制服のサイズ選びで
男が一人というのは
周りの同僚とは
おそらくサイズ感が違うだろうと
一人づつサイズを書いた
一覧票を覗いてみると
どう考えても自分より
ふた周りは小柄な女性達が
私より大きなサイズを
選んでしまうものだから
実際に着るとポロシャツが
ワンピースみたいになってしまう
しかもウエストポーチを
付けるものだからワンピースの下の部分が
スカートに見えて
ズボンは履かなくても良いのではと
思うくらい裾が長くて
作業し辛くないのかと不思議に思う
そんな姿を
小馬鹿にしていた天罰なのか
毎年春先になると
ズボンがパツパツになり
彼女達を見習わなければならないと
懺悔を余儀なくされる始末
毎年3月くらいに太るから
気温がだんだん上がり
冬から春へと移行する期間の
気温差に体が追いつかずに
浮腫むのだと思い込もうとしても
こうもパツンパツンになると
歩き辛くて仕方ない
今年は精神的にゆとりがあるから
その原因を暇つぶしに考えてみると
なぜ春先の3月になるまで
体重にも変化は起きないのか
食べるものも運動量も
さして変わりもしないのに
ぽちゃるこの体の不思議なこと
そして毎年夏になると
ちょっと痩せ始め
いつの間にか毎年同じ体重へと
戻るのだからまた不思議で
その頃にはスボンの着心地の
違和感も無くなり
何となく暑さにかまけて忘れる
そして今年もやっと痩せ始め
もう太らないようにする為にと
この冬の自分を顧みると
ハッと気づいてしまったのだ
犯人は生活習慣の中にいる
じっちゃんの名前は知らないけれど
真実はいつも一つ
体は大人
心は子どもの探偵となり
ついに見つけ出してしまった
犯人は自転車だ
雪の積もる冬季間
奴はずっとお休みで
地下鉄通勤をするものだから
その運動量が減りぽちゃるのだ
その証拠にスボンだけ
着心地が変わり
シャツやジャンパーに異常が無い
おそらくこの推理が正しければ
今年の冬はぽちゃることはないだろう
なぜって
スポーツクラブでバイクを漕ぐからさ
しかし今はまだ証明出来ていない
だからとりあえずは
いつも通りダイエットを頑張るとしよう
そしてもう決して太らないと誓おう
そうしなければ制服が
着れなくなってしまうから