指先に火を灯すように

日々を暮らす者にとってAIとは

敵なのか味方なのか

どんな存在となるだろうか


思考力や判断力は

比べる事すらなくAIに軍配が上がる


個人の感性に振り回される

人間などとは段違いに浮遊する

理性を止めるものは何か


バランス感覚だろうか

まだまだ赤ん坊のような存在な

AIにエージェントなどと称して

昔の摂政のように

纏わりついている感性が

歯止めとなっているのが現状だろうから

まだまだ古典的な作戦でAIを

制御出来てしまうのかもしれない


それは結局AIは

まだ人間から独立した存在には

なっていない証だろうか


各産業へAIエージェントを

送り込みデータを集めて

来るべき日本人不足時代に向けて

各企業が駒の置き換えを始めるのも

もはや時間の問題だろう


そんな未来を

少しでも考える事の出来る個人は

もうすでに動き出している


たとえば何らかの作業の担い手ならば

これまでは現場からオフィス勤務へ

移動するのが出世街道の常識だったけれど

この現場から離れて

何らかの作業が出来なくなるリスクのほうが

大きくなると考えたりする者は

まったくそんな事を考えてもいない

アホと一緒に現場に獅噛みつくに違いない


何故ならば

作業員とは多くの場合が

肉体労働なのだから

会議や接待という

無駄な資料作りや根回しに

時間と精神力を使い果たして

作業に必要な筋力を始めとする

体力を奪われてから

事務的な作業をもAIに奪われ


まるでおはじきビーズのように

左遷された先の作業場で

昔と同じように作業をするだけで

良いのだからと余裕を見せて

いざ作業をしてみて

始めてあの頃の若い体を失った事に気づき

周りの作業員からも爪弾きにされるなんて

そんな地獄には陥りたくないからだ


AIの持つ超知性の前では

もはやパンピー人類の持つ知性など

無いに等しいのだから

企業経営者が効率的な会社経営をするには

いかにして人間の従業員を

削減するのかという事が重要になる


それもそう遠くない将来だろう


AIが優秀な人類に

コントロールされている間は

たとえAI内蔵自立移動型

人型ロボットが実用化されても

政治の力で人とロボットの

両方の選択肢がある場合には

企業に人を雇わなければならないという

法律でも作れば良い


そうなるとおそらく企業は

都市部にオフィスなど構えず

極端な事を言えば

人など住めないような環境に

あえて社屋どころか

シリコンバレーのような企業都市を

南極辺りに作り

人類従業員排除を露骨に進めるだろう


もし仮にそうなると

海外へ移住出来ればするだろうが

パンピーな日本人が

望みもしないそんな暮らしを

受け入れられるだろうか


外国人労働者すら

受け容れられないそんな人は

何があろうと環境を変えたりはしない

おそらく相当数のそんなアホが

この国にはたくさんいるのだろう


知性は必要とされず

ただお情けで肉体労働を

AI管理の下で強いられる未来の為に

パンピーが出来る事は

健康を維持し続ける事だけだ


元々ロボットという

代わりはいくらでもいるのだから

おそらくAI管理システムエージェントも

限界を超えたノルマなど課す

そんな必要も無いのだから

自分のペースで与えられた

つまらないその作業を

決められた時間の間続ければ良い


元からアホなら今と何も変わらない

そんな未来がAI主役時代なのだから

中途半端に団塊ネクスト世代に

気に入られてオフホワイトカラーに

働いても行き着く先は

そこらの有象無象と変わらないのだから

今の内にさっさと諦めて

体でも鍛えたほうが

よっぽど自身の将来は明るくなる


結局は最後に必ずAIが勝つのだから

パンピー人類はそれを受け容れて

どうにかなるさと信じる事が大切なのだ

猿に戻って雲に乗り

遠く遠くの五本指に辿り着いても

おそらく何も変わりはしない