アニメを観ると
ほぼ異世界か学校
時々オフィスが
舞台となるパターン
異世界はともかく
確かに多くの人が体験する
学校が舞台だと
分かりやすいのだけれど
歳を重ねる事に
この舞台設定からまさに遠い異世界へと
転生してしまう気分に侵されてしまう
まぁそれはそれで楽しいけれど
しかし異世界モノでも
結局は学校に通い出して
こちらの感覚が異世界へと
誘われてしまう始末
そもそも高校までの
学生時代に甘酸っぱい思い出や
あの頃に戻りたいなどと思えるような
輝かしい青春は無かった
だからこそフィクションで
疑似体験するのが面白いのに
それを繰り返し過ぎて
飽きてしまった
そうかと思えばこの世界には
私のようなこじらせ中年が
わんさか溢れていると見えて
最近は中年無双な異世界モノまで
作られ始め
その疑似成功体験に
酔いしれてしまう始末
子供の頃の生活と
今の生活ギャップがあり過ぎて
その変化に戸惑うこの感覚
それはどこか幼い頃の成長スピードに
翻弄された思春期のようで
少し心許なくて不安だけれど
それほど悪くもない感じ