性暴力とは何か

そんな問題が世間を賑わせているが

平等精神から考えると

ちょっと見え方も変わる


今年引退して話題のタレントと 

女性アナウンサーの件で考えると

どうなるだろうか


要するに性別としての特性を

脅迫や強制力の行使に使用すると

WHOの定義では

すべてセクシャルバイオレンスと

認定出来て

その言葉を直訳すると

性暴力という不同意性交とは断定はしないが

それにあたるとした第三者の弁護士軍団が

世の中に解き放った言葉である


まずWHOとは何ぞや

国際的な保健機関ではあって

国際刑事裁判所ではない


各国の要人に無駄に逮捕状を出しても

決して捕まえには行かない

そんな無駄な裁判所ではなく

保険機関の定義を国内の弁護士が

使う事の社会的意義とは何か


国際裁判所の所長は日本人なのだから

国際法に則って判断材料にしたというのなら

まだ分からなくもないが

わざわざ保健機関を持ち出して来た

この事実には何かしら意味がありそうだ


事実アナウンサーの方は

精神的な病に侵され医師により

PTSDまたの名を心的外傷後ストレス障害と

診断を下されて

おそらくこれからの一生を

いつフラッシュバックするかも分からない

不安を抱えながらの生活を

余儀なくされるのだろう


心の病に完治は無い

本人がコントロール出来ないのだから

死ぬまで不安を抱え続け

結果としてあれ以来症状が出なかったと

思う他ないのだから医師にも

完治したとは言い切れないだろう


タレント側としては

その苦しみに寄り添い

出来うる手立てとして和解契約を

選択して女性アナウンサー側も受け入れて

解決金と守秘義務を負うという形で

契約を交わした


週刊誌報道が始まったのは

この契約が締結してからしばらくしてからだ

SEXスキャンダル

そんな衝撃的な見出しだった


そもそもその記事が

性暴力のような気がするが

その情報の提供者は

当該女性アナウンサーから

和解契約前に打ち開けられた人達なのだから

たちが悪い気もするが

今のところそのアナウンサーの

親しい人達を責めるような

記事には出会えていない


第三者委員会の報告書を

いろんな情報番組やSNSを通して

見聞きした情報から考えると

タレント側やテレビ局側の誰かから

当該女性アナウンサーへ

一人でタレントの自宅へ行く事を

強制された訳ではなく


テレビ局内の雰囲気や

当該女性アナウンサーの上役が

タレントに対して

ペコペコ這いつくばって居たかは知らないが

とにかく平身低頭している姿を見て

このタレントには逆らえないと思い込み

出世する為には

仰せのままに振る舞わなければ

良い番組の担当を外されて

干されてしまうという強迫観念に襲われ

仕方なく業務だと自分に言い聞かせて

誘われるままにタレントの自宅へ赴いて

本人の価値観にそぐわない流れになってしまい

初めて自分に嘘をついていた事に気付き

おそらく自己嫌悪に陥ったのだろう


少なくともタレントや

テレビ局の当該社員の断片的に

公開されたショートメールの文面からは

犯罪を思わせる言葉は無く

おそらく公開されていない部分にも

第三者委員会から見て

そう思わせる言葉は無かったが為に

あえて保健機関の用語を持ち込んで

性暴力よって発症した病を

認定をしたと推測出来る


なぜそうしたのか

それは当該女性アナウンサーが

医師免許を持つ誰かによって

PTSDだと診断された事実から

そのような決断に至ったのではないかと

これまた推測出来る


個人的な見解では

タレント側もテレビ局側も

そして第三者委員会も

すべての関係者が一番重く考えたのは

当該女性アナウンサーの

病気であったのだろうと考える


その当日

タレントの自宅で起きた出来事に

おそらく犯罪性は無く

しかし当該女性アナウンサーは

自分の出世の為にという

目的意識が強過ぎて

男女の機微に疎くなり

当日その場の流れに呑まれてしまい

タレントに気持ちを表明する事も出来ずに 

流れ去ってしまい

心を病んでしまったというのが

個人的にはしっくり来る


当該女性アナウンサーが

業務の延長だと考えていたのだから

おそらくショートメールで

自宅へ行く前や後日に

「楽しみにしています」や

「ありがとうございました」などと

返信されてしまうと

タレント側にしてみると

嫌がられていたとは思えない


第三者委員会が

国際保健機関の理屈を持ち出したのは

おそらくタレント側に犯罪性はもちろん

過失すら認められなかったという

言外のメッセージが込められていたのではと

個人的には捉えてしまうが

実際の所は分からない


この話題の一番の肝は

とにかく当該女性アナウンサーの

今後の人生でいかに心的な負担を

軽減出来るのかだろう


その為の和解契約であり

守秘義務であり

解決金であったはずで

誰にも知られずに静かに解決を見た筈なのに

まさか女性アナウンサー側に

裏切り者が居て週刊誌を通して公にして

また当該女性アナウンサーを

苦しめてしまうあたりが

何とも切ない所ではあるが

現実とは常にそういうものなんだろう


性暴力の本質は

おそらく女性アナウンサーへの

配慮をし過ぎた結果で

その言葉が独り歩きして広まり

タレントから職業を奪い

これから先に類似の事案があれば

社会的にその当事者を抹殺しても良いという

弁護士軍団から

被害を名乗り出る人々へ

お墨付きを与える事を意味してしまうから

今度はタレントを擁護する機運が

高まりつつあるのだろう


意に沿わない

他者の言動が性暴力ならば

まずは意思表明が必要不可欠だ

一人胸の内に

思いを押し殺してしまうと

結果として病を連れて来てしまう


出世欲は大切だ

それを原動力に人は成長し

向上心を育て

豊かな人生の礎になる


しかしその為に

自分の本音を置き去りにしてしまうと

心のコントロールを失ってしまう


職場での立場に対して

前向きな気持ちでも後ろ向きでも

何より大切なのは

心身のバランスだろう


ダイエットのように

感覚の限界を超えなければ

欲する結果は得られない事もあったりして

なかなか価値観の分岐点は分かり辛いけれど

大人になるとトイレに行くタイミングを

間違える事は無いのだから

嫌なものは嫌だと

ハッキリと決断したほうが良いのだろう


その結果

最悪の場合職場を解雇されるかもしれない

その恐怖は確かに大きいが

一度退職してしまうと

案外と何とかなるものだから

心を押し殺して病を患うくらいなら

自分に嘘はつかないほうが賢明だという事が

この一連の報道から学ぶ事が出来る


当該女性アナウンサーには

上手に病と付き合えるようにと願い

引退したタレントには復帰を願う


おそらく引退しても贖罪にはならない

その汚名を背負いながら

芸能活動を続けて需要が無くなり

多くの意志ある者達と同じ様に

いつの間にか消えるのが筋ではないだろうか

芸能人の引退ほど胡散臭いものはない

引導を渡すのはそのタレントの

ファン達が一番良いはずだ


復帰の時に記者会見をして

ジャーナリスト達から性暴力への

質問が飛び交うと

それも被害となるのだろうか

質問する側も加害者の

一人として加わるのだろうか