何をするにも

お金が必要なのが現実だけれど

稼ぐ意識のない国民が

多勢を占めるこの国では

自分達の金銭感覚を超えた額を

使うという行為そのものに

嫌悪感を抱く現象が起きている


サラリーマンと主婦という

2大票田を開拓すべく

各政党が畑にたい肥を撒くように

不満を撒き散らかしている


謎なのは議員という存在には

グレーを許さないのに

いろんな支援を受けている企業には

誰も攻撃を仕掛けない


国を代表するような

大企業はおそらく何らかの

政府援助を受けていて

その見返りなのか

組織票をも提供しているのに

何故かいつもマスコミや

インフルエンサーが叩くのは

議員やら官僚組織なのは

なぜなんだろう


中小企業だって

国や自治体からの援助で

成り立っている


情報の発信者だって

資本主義の中で戦っているだろうに

ある意味組織という安全地帯で

他人に責任を取らせて

生き残るゲームの勝利者達は

何も官僚や議員だけでは無くて

インフルエンサーやら

ジャーナリストの窓口となる

担当者も同じなのに


むしろそちらの方にこそ

彼らは苦しめられているであろうに

何故か公というものを

纏った誰かを叩き続ける


国の根幹が崩れた時に

彼らは得をするのだろうか


そもそも日本という国土を

侵略したい他国は存在するのだろうか

特に資源がある訳でもなく

使いづらい言語を話す民族しかいない

この国を占領して

何の得になるだろうか


おそらく国全体を

何かしらの工場とみなして

製品を製造させるくらいの

利用価値しかないように思うけれど

安全保障を考えた時に

島国という安心感が

列強国の目を盗みながら

この国を経済大国へと押し上げた

原動力のように思う


しかしこれからの未来はどうだろうか

移動手段となる飛行機の数が爆発的に増え

しかもオートマチックなテクノロジーと

組み合わせると地理的な優位性すら

失ってしまいそうではないか


おそらくこの国の

少子化を支援してくれる他国など無い


島国で意味の解らない言語を話し

不思議な雰囲気で語り合い

ひたすら命令通りに

製品を生み出し続けるからこそ

中立地帯と成り得て

経済大国へと成長出来たのに

その難しい表現言語が

国内人民の分断を生んでいるという

何とも皮肉な話だ


法律よりも空気を重んじる

国民性が他国人にとっては脅威で

ちょうど離児島だから

放っておいただけの話で

実はあまり魅力の無い島国


その閉鎖的な環境が

他国企業の侵入を阻止していたけれど

ネットワークという新たな技術を通すと

他国人がわざわざ常駐しなくても

サービスを提供出来てしまうから

知らない内に他国に産業を蹂躙され

それにすら気づけていないのが

現状の日本国民なんだろうか


閉鎖的な島国根性で

仲間内で足を引っ張り合うという

平和的な戦国時代の昨今


世界から切り離されたこの国の

未来への糧をどう作ればよいだろうか


たとえ滅んでも

世界には大した影響はないのだから

助けては貰えないのに

どうしてこうも

纏まらないのだろう


この国の言語が

これまで世界から守ってくれたけれど

それが内部崩壊の道具に使われて

分断しようと企てているのが

外国勢力などでは無く

ただ単に一般常識の感覚の隔たりなのだとすると

もはや自然の摂理による

淘汰の現象なのかもしれない