何の努力もしていないと
自らを責めるなら
呼吸をしているという事実を
努力だと思えば良い
一日に二万回以上も呼吸している
たったそれだけの事で
気持ちが楽になり
その偉大な功績が無ければ
今のこの瞬間にだって
たどり着けはしなかったはずだ
鼓動を止めずに
しっかりと肺を動かし続けて来た
時には意識して深呼吸
またある時は
無意識にため息を繰り返して
長い時間を乗り越えて来たのだ
そんな毎日の当たり前の
小さな努力を自ら認めて上げるだけでも
何かが出来る気持ちにはなれる
何も出来ないのではない
ただ自律神経の何気なくてくだらない
そんな地道な努力を認めるだけで
自分が愛おしくなり
そのうち勇気も湧き上がる