国民民主党が
財務省とつるんでいたら面白い
対立を強調して実は裏で
手を握り合っているなんていうのは
不倫ドラマではありふれたストーリー
劇場型の政治模様を
テレビは連日報じるのだろうか
これまでの自民党内での
派閥政治とは異なり
透明なブラックボックスでの駆け引きを
事細かに国民が見物して
一体何が変わるのかは興味をそそる
小泉劇場は実に面白かった
主人公を総理自らが演じ
見事に世論を追い風に変えて
あらゆる逆境を乗り越えた
国民民主が描くストーリーに
あれほどの影響力があるだろうか
今はテレビや新聞
週刊誌だけでなくSNSという
新たな飛び道具を駆使して
一つの流れを作らなければならない
脚本家や演出家だって
一人では描けない
不倫発覚というある意味の
奇抜な始まり方は良かったけれど
それを演じた元アイドルは
今何をしているだろう
ご褒美の海外旅行でも満喫中だろうか
役職停止中の代表が
矢表に立たなければ話題にもならない
だから今のところは
ちょっと先が思いやられる
展開中ではあるけれど仕方ない
少数与党と銘打って
自公のピンチを演出しているけれど
案外とこの環境は自民党の一人勝ち
党内での派閥間調整と何ら変わらない事を
経験不足な他党議員とするだけだから
掌の上で子供でもあやすように
手玉に取れば良いだけ
素人でも気づくような
インチキ臭い文言を入れて
合意文書へサインをし
次の会合で嫌味を一振りするだけで
退席させてしまう始末
あんな些末な嫌がらせで自ら交渉の席を
立ち去る野党が他国との交渉など出来る訳がない
今回の反省を生かして
これから成長して欲しいものだ
正直この状況で政権交代など有り得ない
立憲だろうが国民や維新
ましてやれいわ新選組などが
諸外国の高官と会合などしようものなら
どんな罠に嵌るのかのほうが
心配になって仕方がない
まずは各党の議員レベルの向上
その為には国政劇場で立派に演じられるように
なってもらわなければならない
与野党の垣根を越えて
経験のある議員が講師となって
国会議員が一丸となって
レベル上げを行い
世界と戦える集団になって欲しい
その為には
野党付きの官僚組織を作ってはどうだろうか
首相補佐官ならぬ
野党補佐官みたいな感じて
各党に省庁の官僚が出向してレクチャーする
国会中継で大臣の後ろにいる官僚の人が
質問する野党議員の後ろにもいて
どちらも後ろから耳打ちされ合って
やり取りする国会中継は
さぞや滑稽で面白いだろう
実現したら
国会劇場ラプソディとでも名付けて
テレビで放送すれば良い
白黒の1.5倍速くらいで流せば
昔のチャップリン映画みたいになって
ある意味では
芸術性が出るかもしれない