心の大陸捨て去った感情の上に立ち知ってか知らずかその事実から目を逸らし続けながら生きて来たのかもしれない一度でも感じた思いは感覚の中に残り続けたとえ忘れてしまってもその存在は消えない記憶に残らずとも悲しみや痛み喜びや安らぎも体に刻まれたまま海底火山の噴火と共に湧き出るマグマのようにいくつもの感情が意識の海を覆いこの大陸を創ったのだろうか