未来を選択する為の選挙なのに
せっかく直接
候補者本人から政策を聞けるチャンスなのに
時間制限を掛けるのはなぜなんだろう
テレビ放送や会場の時間制限があるのなら
ここでこそ国会答弁のように
事前に質問を候補者へ送付しておいて
しっかりと政策を聞く体勢を整えたほうが
候補者もより多くの質問に
真摯に答えられるのではないだろうか
質問をする記者やキャスターも
なぜその制限を受け入れるのだろうか
自由や民主主義を掲げ
より多くの意見を直接候補者へ
問いかけられるチャンスを
ネットですら制限時間を設ける始末
国の未来を問うのに
制限を作りながら他国を批判するのは
卑怯な気がする
民主主義や社会主義
共産主義や資本主義
専制や権威主義といった
世界には様々な考え方があって
どの主義でも
誰もが納得するなんて事は無い
どこかで皆が妥協して
我慢しながら決めた通りに
ルールを守るのが社会
現実的に物価は
その考え方を顕著に反映してしまうから
調整の為に関税を掛けるのも仕方ない
ただそれを面白おかしく
ニュースをショーアップする為に
対立を煽る報道のあり方は
変えたほうが良いと思う
どの候補者も他国
特に考え方の違う国への
偏向報道を改めるとは
誰も言わない
これからは国を越えて
移動するのが当たり前になる
インバウンド何千万人という目標を
掲げてさえいるのに
差別を助長するような報道のあり方を
改革しようという候補者が
一人もいないのは
なんとも悲しい国だと思う
国というシステムを
運用している以上どこの国にも
ルールがあって
それを作るシステムの違いを
ことさらに煽り立てて
対立軸を創る事に
どんな意味があるのだろうか
この国は
自由主義だ民主主義だと言うけれど
国政選挙でもない
1団体の長を決める選挙ですら
発言時間を制限してしまう
これがホントに自由で開かれた
国の選挙なんだろうか
与党や野党問わず
この不自由さを受け容れている
しかも
そんな茶番を視聴者という国民も
受け容れて誰も文句を言わない
多分この国は強烈なリーダーシップを
持つ存在が現れたらすぐに迎合してしまう
戦後がそうであったように
敗戦国だとしても信念は譲らない
そんな気骨ある国になる為には
まず時間無制限に語れる
選挙活動が出来るシステムにしたほうが良い
せっかく国会答弁のシステムは
そうなっているのに
一般人がそれを使わないのはなぜなんだろう
事前に通告して
論文みたいな回答を誰もが読める時代なのに
なぜその便利なシステムを使わない
どんなに長い論文でも
AIが要約してくれるのだから
実行したい政策を心ゆくまで語れば良い
けれどもそんな政治家はいない