需要と供給のバランスが

物価を決めるなら

売り手も買い手も嬉しい価格を設定すれば

誰もが幸せになれるのに

なぜそうならないのだろう


経済ニュースを観ていても

いろんな指標が毎月発表されて

それによって為替も株価も

上がったり下がったり

短期の取引をする投資家にとっては

稼ぎ時の大盤振る舞い


国がNISAを始め

投資を国民へ進めるのは

なんでだろうと思う

インデックス投資を長期的にすれば

損する事なく資産を増やせると言うけれど

ノーリスクではない

元手の資金が大きければ大きいほど

小さいリスクで利益が出るなら

銀行が資金を集めて大きくして

投資をしても変わらない気がするのに


預金者は元本だけではなくて

利息分も補償されるから

本来なら銀行の利息が5%もつけば

インデックス投資と変わらない利益を

ノーリスクで得られるのに

なぜ国を挙げて投資を進めるのかが

どうしても分からない


世界中に流れるお金の量が

大きくなり過ぎて

もしも銀行が破綻した時に

元本保証を肩代わり出来る銀行が

見つからずに国が保証しなければならないとか

そんな感じの問題があるのかな

確かに銀行破綻が連鎖すれば

そんな状況に陥らないとも限らない


新興国や途上国という枠組みが

無くなって行くのかな

そもそも国を作ればお金を発行出来るから

どこかの国がお金を大量に作って

巨額投資を連発したら大儲け出来そうだし

だからこんなに国が増えたのだろうか


難しい事はわからないけれど

基本的に何かを作るには資金が必要で

掛かる費用が原価で

売値にどれだけの利益を求めるのかは

作り手次第だから

原価の何倍でも儲けようとすれば

売値を上げれば良いけれど

その商品の相場からあまりにもかけ離れた

値段をつけても買い手がつかないから

結局は同業他社と似たような

価格設定をせざるを得ないなら

その業界で価格設定しては駄目なのかと

思ってしまうけれど

それでは法律違反になってしまう


世界中で扱われる

あらゆる商品で得られる利益を

すべて一律に決める事が出来れば

便利な気がするけれど

無理なのだろうか


もしも世界中で

誰もが幸せになれる価格設定をすれば

もっと暮しやすくなるだろうにと思う

今日この頃