最近はいろんな物事の断捨離を進めている
部屋の中の使わないモノを捨てる度に
気持ちが良くなるものだから
いらないモノ探しをするくらいに
狭い部屋の中を探し回る始末
そもそもダイエットだって
断捨離だ
いらない脂肪を燃焼させて
筋繊維に刺激を与えて血管を作り
筋肉に作り直す作業をすることによって
身体と対話して
足りない栄養素を探して取り入ている
水風呂からサウナ
そして外気欲を繰り返す交代欲もそう
新陳代謝を促して
身体の中の老廃物を排出することによって
気持ちも身体もリフレッシュ
ストレスなんていらないから
そうやって手放すと気持ちが良い
今にして思えば
職場をころころ変えるのも
人間関係のリフレッシュ
同じ職業の他社へ移動しても
そこにいる人たちは変わらない
ただ別の人というだけで
同じような人たちが
同じような作業をしているだけ
そこに居続けれられないのは
どこかの時点で自分がその場の誰かを
嫌いになって
その人に会いたくないという気持ちが
限界に達した時に辞めたくなるのが
いつものパターン
毎日の生活の中では
勿論いろんなストレスを抱えてしまう
当たり前の生活の中で
嫌いな人が占めるストレス量は大したものでは
ないのかもしれないけれど
筋トレをした次の日は
疲れた身体でいつもの作業をする訳だから
いつもよりも疲れてしまう
その時にいつもは我慢が出来る
その人へのストレスもその時だけは
いつもよりも強く感じてしまう
毎日の空模様が違うように
気分模様も変わるから
その相手の問題ではなくて
自分の問題で
いつも気持ちをフラットな状態に保てれば良いけれど
いつもより疲れるというだけで
気持ちが変わってしまうから
その瞬間に嫌いという判断を下してしまうと
ストレス量が減った状態でも
一度嫌いになるとずっと嫌いに感じてしまう
決断とはまるで部屋を整える作業の様で
嫌いな気持ちを入れるクローゼットに
一度気持ちを入れてしまうと
もう二度と戻せない
嫌いというものは遠ざけたいし
出来る事なら捨て去りたいから
それが人ならもう顔も見たくない
何かを完全に否定してしまうと
自分も無傷ではいられない
人間関係を断ち切るとか
そもそも持たないと仕事が見つからないし
家族を嫌ってしまうと援助も受けられない
それと同じで職場でも助けて貰えない
けれども
困りたくないから我慢をしても
耐えきれないの繰り返し
そのサイクルを捨てたくて
今は悩んでいる
どうすれば自分の人生を
好転させられだろう
断捨離してすっきりした
部屋の中を模様替えしたら
気分は良くなる
少しだけ良い流れが出来ている
方向性は間違ってない
テクノロジーの発展の恩恵で
一人で暮らしやすい社会が出来上がり
社会環境の変化も自分の感覚には
追い風になっていて
これからの50年
うまく行けば100年くらいは
日本を取り巻く世界情勢も
良い方へ流れる気がしているから
何となく未来は明るいと思い込んでいる
バブル期の夜明けに生まれて
生きる事は楽しいと思い込んだまま
氷河期の社会へ飛び出した
なんの準備もしないでケセラセラとしていたら
誰にも見向きもされなくなって
何も持っていないから何もできない
ようやく自分の馬鹿さに気づいて
はじめて必死になった
今となっては
なる事が出来たといった方がしっくりくる
幼い頃の自分の環境が
いかに恵まれていたのかを知る事も出来た
いろんな人たちに助けられていた
もちろん家族にも
それを感じたからこそ
今も何とか生活が出来ている
ここに至るまでに
努力をしたし
少なくとも考えるようになった
どうしたら良いだろう
氷河期の向かい風
そんな吹雪の中でも
一人を選んだ
結局誰かを頼っても
自分で捨ててしまうから
そうするより他無かった
明日の生活もままならない
そんな状況でも
素直に家族には頼れなかった
頼りたくなかった
運良く何とか乗り越えられて
言い換えれば逃げられない
場面に遭遇する事なく
今に至っているから
温暖化で溶けた氷河のせいか
新たな流れに流されている内に
いつの間にか暮らしやすくなっていた
奈落の底が地殻変動で隆起して
勝手にレベルアップした感覚
何の努力もしないで日々嘘をつき続けても
人生とは好転するものだから
そこに隠し味程度でも
努力というスパイスを加えるだけで
劇的に人生はおいしくなる
汗水たらすのも
寝る間も惜しむのも
努力
夢中になるのも
楽しむのも
努力
苦しくても喜んでも
どちらにも努力は含まれている
何を実感出来るかによって
その答えは変わるだけで
何かをするだけで何かが起きるし
何もしなくても何かは起きてしまう
ピンチやチャンスは同じ
どちらにしても失敗したくないと思う瞬間だ
違うのは
その瞬間に自問した答えだ
どちらにしても
背中を押す言葉が欲しい場面で
それまで過ごした自分の時間を
肯定する言葉が出るか出ないかの分岐点
どんなに惨めで
情けなくてどうにもならなくて
自分で自分を殺してやりたいと思っても
家族は受け入れられない気持ちが勝ったから
たなぼたで生き長らえても
危機感が薄れたからこそ
家族が嫌いなんだと気づく事が出来た
幼い頃に凍結した本音も
温暖化の影響なのか溶けだして
いろんな物語の美談の影響を受け過ぎて
その本音を自分でたしなめ続けて
心の内戦状態が続いていた
無意識の行動には本音が
現れてしまう
それ自体に善悪はない
ただの気持ち
自分にとって家族は
欲していないプレゼントみたいな存在だった
順番が違った
五感の何かに引っ掛かるから
その人が気になって観察する
話したら面白くて楽しいから
好きになる
一緒に居たら落ち着くから
もっと好きになるし
居なくなれば違和感が生まれる
昔の映画で
「今から全員で殺し合いをして貰います」という台詞があったけれど
あんな感じである日突然
「今日から家族になって貰います」と言われても
「ああそうですか」とは思えなかった
最初はそうなんだと思ったけれど
職場の人間関係が嫌になって行くような感じで
嫌いになり遠ざけるようになった
実家で暮らしていた時は
心だけを遠ざけた
絶対に悟られないようにと
必死になって本音を隠し続けていたから
それだけで疲れ果ててしまった
将来何になりたとか
自分の未来を描くなんて
一度もしたことが無かった
それを決めるのは自分じゃないから
運良く実家から解放されてからも
自分から地獄の門を潜っていた
餌が欲しいだけの野良猫と同じ
餌は貰うけれど撫でられるのは嫌
何かしらの労働を提供すると
お金が貰えて
そのお金で必要な物を買う事が出来る
実家とまるで同じパターン
ただ親は必要以上の給料をくれたけれど
社会はそんなに甘くなかった
そこで実家の良さを初めて知ったくらいに
世間の風は冷たかったけれど
恐怖心の無い生活は楽しかった
気持ちが軽くて自由だった
どれだけ実家という場所に
いた人たちの事を自分が怖がっていたのかを
知ったのもその時だった
食べ物につられて警戒しながら
近寄ってくる動物みたいだった
おそらく彼らが悪い訳ではない
幼いとはいえ自分の失敗もあるし
物心つく過程を一緒に過ごせば
その後に気がついた良さもあるから
誰かには懐けたのだろうとも思う
あの家で生まれそのまま育っていれば
違う気持ちが芽生えただろうと思う
最近はそう思える事が
自分なりの感謝の念だと思うようになっている
何が起きても無かったことには出来ない
それは自分の人生で感じている
確かな法則だから
職場でも誰か一人でも嫌いになってしまうと
どうにも一掃したくなってしまう
そうしないと落ち着かない
片付かない引き出しみたいに気持ち悪い
言葉通りに身を削って
脂肪を減らして筋肉を作り
部屋の中の必要のない物を処分して
頭の中を整理するように
今の自分にぴったりの模様替えも終え
おそらく頭の中も心の中も
フラットな状態になったから
なかなか捨てられなかった
収入源も捨てられた
何も収入を失いたい訳じゃない
持ちたくもない責任を捨てた
責任を捨てるために職場を変えて
収入は減るけれど
その分気持ちは軽くなった
まるで一人暮らしを始めた頃の気分だ
あの頃憧れた生活が始まる
また不安に苛まれる
日々が始まる
でもそれこそが日常
相も変わらず
目指べき未来なんてない
ただ気持ち良く毎日を
軽やかな気持ちで過ごしたいだけ
もうすべての自分を受け容れて
皆で笑って暮らしたい