芸能人やアスリート

政治家などもそうかもしれないが

もちろんその本人の才能は

素晴らしいけれど

最近はそのファンの応援するという

才能の凄さにも感心してしまう


コンサートへ行くと

コアなファンは

ほとんど立ちっぱなしで

手拍子をしたり

スティックを振ったりと

常に演者の一挙手一投足に対して

何かしらの反応をする


スポーツ会場のファンにしても

動画配信を観ても

熱く語ったりしていて

細かいところや

昔の事とかもよく覚えている


その場に行くと

まずその熱気に圧倒されて

気後れしてしまうし

しかも一時間もすると

飽きてきて

早く帰りたくなってしまう


何をするにも

動画で仮体験するくらいが

ちょうど良い

コンサートやスポーツも

生で見たいとは思わない

面倒だし人混みも嫌いだし

飽きるから


そんな自分振り返ると

つくづく楽しめない人間だと思う

何をしている時が楽しいのか

自分でも分からない

そもそも楽しむという事を

求めているのかも分からない

ただ最近思うのは

自分は楽しむよりも

もっとリラックスする事を

求めている気がする


動画で電車からの

車窓の映像と音を流しながら

その場にいる気になっている時が

楽しいし

映画やコンサートも

動画だと一時停止したり

飽きたら

途中で止めたりも出来るから便利だ


人前に立つ才能も無ければ

誰かを応援するという才能もない

けれどどうやら

一人で過ごすという才能には

恵まれていて

しかも個の時代と呼ばれる現代に

こうして生きている

今の自分は

まさに時代の寵児と言っても良い