モノ作りを生業にした会社達に
未来はあるのか
特に電化製品は
自分の生活を振り返ると
掃除機は三十年
洗濯機は貰い物を二十年
使い続けている
こんなスパンでしか
買い替える必要のないくらい
丈夫で長持ちする商品を
作れば作るほど
売れなくなるのではないだろうか
冷蔵庫を買い替えた時も
値段はピンキリで
電子レンジなんかも
安い物が沢山売っているから
どうしてもそちらを選んでしまう
一生懸命に作った
壊れ難い商品を開発した人達は
どんな気持ちなんだろう
誇らしい反面
会社や業界の発展の妨げに
なるかもしれないと
思ってしまうのだろうか
ただ何かを極めた人は
何をやっても成功者になれると
いろんなモノに書いてあるから
おそらく業態変化を余儀なくされても
また成功出来るだろう
そんな時代に暮らせている事が
自分にとっては奇跡的な出来事で
世知辛いと思う時もあるけれど
戦前や江戸時代
それよりもっと前に生まれていたら
一人にはなれなかっただろうから
今こうして暮らせる幸運に
意識を向けて感謝しようと思う