巷ではいろんなところで
DXが取り入れられているらしいけれど
よくよくその話を聞いていると
導入される前は
「エッそんな事も出来ていなかったの?」と
驚くほど適当だったり
特定の人の独断や能力だよりだったらしい
職人と呼ばれる達人など
もうこの人が居ないと現場が回らない
なんて事が当たり前だった時代
中世の社交界から続く
コミュニケーション能力を
求められた時代で
コミュ症なんて言っていたら
社会から弾かれてしまった時代
噂や流行の波を
乗りこなした勝者が力を得て
それに群がるにも
コミュ症ではどうにもならなかった
ある意味卑怯者でも
コミュニケーション能力があれば
誰かに取り入れた時代
力もないのに
一人では粋がれない
それが辛かった
幼い子供が
一人では生活出来ないのと同じで
何も無い大人も
一人では生きられなかった
産業革命以後
世界大戦や冷戦時代と
対立軸をエネルギーとして
あらゆるテクノロジーが発展を遂げ
達人の感覚すら大量生産され
凡人すら国が助けてくれる
時代が到来
人類が生存競争から解放されて
共喰いを始めてから
ようやく共存の道を見い出した
好循環を生み出す習慣を
すべての人が共有出来れば
争いも無くなり
平和な社会が出来上がる
対立軸が無い世界では
闘う必要がない
すべての人が世界中の人々を
家族や親友の様に思えたら
人は人である必要も
無くなるかもしれない
家族や友人は
必ずしも人でなくても良い
何かを通して誰かと繋がれば
それで良い
何かしらの作品に触れる
それも繋がり
何かの製品を使い
サービスを提供したりされたり
そんな繋がりだけでも
生きて行けるのが現実だから
コミュ症には有り難い時代