休み明けの出勤日は

どうしてこうも憂鬱なんだろう

思えば小学校の頃からそうだった

保育園の時の時は

それほど嫌だった記憶は無い

何かをしなければならなくなってから

この現象は始まった


たぶん保育園児の時は

遊びに行く感覚だったから

憂鬱にはならなかったけれど

勉強をしなければならなくなってからは

やりたくも無いことを強制されるし

教室で座っているのも苦痛だった


それでも小学校の時は

知らない事の話を聞くのが

楽しい時もあった

特に社会科の授業は好きだった

好きな話なら聞いていられる


好きというのは入り口で

惹きつけられる

何も意識しなくても

自然に話を受け容れられる

何かの練習をするにしてもそうで

特に運動が好きだった

小さなスケートリンクを

ひたすらグルクル回っていた

それだけで楽しかった


逆に好きではないというのも

また入り口で無意識に

何となく敬遠してしまう

学校や職場という場所は

好きなことばかりではないから

行きたくなくなってしまう


行く理由も明確にあるから

なんとかこの憂鬱を無くしたいのだけれども

未だにその答えは見つからない

まぁ家を出てしまえば

気持ちは切り替わるから

それまでの細やかな抵抗