ここ数年比較的
生活が安定していた事もあって
自分の心と向き合う
機会が多くなった
その過程で
自分の価値観では
衝撃的な真意に
出会う事が多くて
その思いを
なかなか受け容れる事が
難しかった
ただ本音は常に心を動かすから
無意識から意識出来るようになってからは
雪解け水が川の流れを強めるように
受け止めきれない思いの流れが
心の中を埋め尽くしていった
恐ろしいとさえ思う
その本音が身体に馴染む度に
自分の事を好きになる
人は本来
自分の事を無意識に受け容れて
完璧にはなれない事を
許しながら生きている
そんな当たり前の事が
これまでの自分にはあり得なかった
自分以外の存在を
すべて切り離さなければ
安心出来ないから
すべてのことを完璧に
出来るようになければならない
そういう強迫観念が
感覚を歪めていた
理性と感性が一つになり
心と身体も連動している今
ようやく自分の感覚で
物事と向き合えている
不安な事は多いけれど
直感子供と臆病大人な
心の葛藤も少しは
楽しめるようになっている