その体験の幸か不幸かを
考えるよりも
それを切っ掛けに
方向が決まると考えたほうが
精神的には良いと思う
誰に何をされたからとか
あんな出来事があったせいでとかと
思い込んでいても
結局は損をするのは自分だろう
過去の不愉快に囚われて
未来までが不愉快になってしまったら
ただただ辛いだけ
苦痛な未来しか道がなかったら
一歩も踏み出せなくなってしまう
嫌っても良いし
憎んでも良いけれど
その気持ちが前向きなら
未来にも希望はある
けれども
あの時の恐怖や怒りを
未来へ向けても
幸せにはなれない
ならばあれはただの現象で
分かれ道を選ぶ切っ掛けだっただけ
その道の先に今があって
これから先の道も分かれているから
戻る必要もなく
行きたい場所へは
必ず行ける
そう思えば過去の嫌な記憶は
出来るだけ仕舞い込んで
時々取り出して振り返るくらいにして
普段は忘れて
何も考えない子供のように
毎日を楽しむ事に集中したほうが
毎日が楽しいだろう