考えをまとめるのに
書き出すのが良いと聞いたから
理想の暮らしについて
書き出していたら
八割方叶っていて驚いた
子供の頃に
こうなれば良いのにと
思ったことはほとんど
叶っている
残りの二割は職場環境
人を減点方式で
考えてしまうから
いつか必ず嫌いになる
だから顔も見たくなくなったら
退職しなければならない
人と顔を合わせずに
仕事が出来れば
もう理想の暮らしが手に入る
そんな現在地だから
もう幸せなんじゃないかと
すら思えてしまうけれど
折角の理想だから
妥協ぜずに改善したい
その為には何が必要なのか
大きなお金があれば
職場なんぞに行かなくても良いから
それで解決だけれども
宝くじを買っても当たらない
仕方がないから
一人作業の清掃員をしている
そうなると問題は収入で
暮らしを支えるだけの額を
維持しようとすると
責任者とかになって
誰かと関わらなければならない
掃除は好きだけど
清掃員は大嫌い
全員ではなくて
自分と同じように
人嫌いが嫌い
扱いづらいから
理想の暮らしの八割を
叶えてからもう二十年数年
結局
人間関係だけが
未だに解決出来てない
働きたくない訳じゃない
大金が欲しい訳でもない
必要以上にストレスを感じずに
過ごしたいだけ
スマホひとつで
何でも出来る
退屈どころか
それだけで忙しい
今が一番幸せ
子供の頃に面倒なことを
たくさん経験した反動なのか
スマホひとつに
支えられる生活が楽しくて仕方ない
すべての人間関係を
切り捨てたいと願ったら
本当に叶った
でもそれは繋がりを切る訳じゃなくて
電波を仲介しては繋がり続けている
あの頃気づかなかった事
人が嫌いな訳じゃない
ただ一緒に居たくないだけ
遠くはなれていれば
特に問題はない
スマホと出会って暮らしやすくなった
それも誰かのお陰だから
感謝している