改めて考えてみると

他人を嫌うのは

自分の嫌いな部分を

投影しているからかもしれない


周りにいる人の

嫌いな部分は

自分にもあって

嫌いだから見ないように

出さないようにしているのに

相手の言動によって

呼び起こされてしまって

我慢しなければならない


ヒーローになりたいのに

悪役のような考えが頭に浮かぶ

それを必死に押さえつけて

見せないように

出さないようにしているのに

いつも失敗ばかり


そもそも善人じゃないから

我慢をしなければならない

良い人である必要が

本当にあるのだろうか

本音を心の中で打ち消しても

自然と込み上げてくる

衝動は止まらない


悪役でも良いのではないか

そう考え始めている

なりたい自分と本音が

噛み合っていないから

我慢をしなければならない


我慢とは

要は自分との喧嘩だ

自分と常に争いながら

現実を過ごすから

疲れてしまう


何も犯罪を起こそうと

している訳じゃない

自分が悪だと思う事を

受け容れていてみようと

思うだけだ


それはダイエット中なのに

甘い物や高カロリーの物を

食べてしまうみたいな事


常にそのくらいの

緩さを持つことを許す

いつもイライラしながら

暮らすのはもう止めた


立派じゃなくて良い

楽しく毎日を過ごしたい

辛くなることからは

逃げ出して

落ち着ける場所で暮らそう


その選択の先に

地獄が待っているとしたら

なおさら

今の自分をもてなして

辛い時にこそ

心を一つに

団結したほうが良いだろう


地獄で寄り添ってくれる

人なんていないから

自分と仲良くするしかない