キャツレスの時代

そんな流れに乗って

今はもうほとんど 

現金を使わない

個人経営の飲食店くらいしか

現金を使う機会はない


それでも

財布は2つ持ち歩いている

一つはカードと札を入れる財布で

もう一つは小銭入れ


占いを読むのが好きで

神社へお礼参りに行けと

書いてあったから

お賽銭用の小銭を持ち歩いている


実際に占い師に占ってもらったら

シルバーの小銭のほうが

お賽銭には向いている人だと言われ

銀行で1円玉を50枚

両替して持ち歩いている


神社は

お願いをするのではなく

お礼をしに行く所だという

誰かの話に共感したから

手を合わせて

有難うございますと

言うのが習慣になっている


散歩がてら

神社へ行って

お礼を言う

だったそれだでも

気持ちが良いもので

手を合わせてから

なにか良いことがあったかと

考えても見つからない時が

ほとんどだから

最近は決まり文句で

「自分を幸せにする選択をしていきます」

という決意表明の場所へと

変わりつつある


そもそも

自分の願いを叶えるのは

自分だし

神様なんてものは

心の中にいるものだと

思っているから

わざわざ神社へ

自分にお礼を言いに行く気分

実際

硝子に映る自分が見えるから

なおさらそう思えてしまう


神社の境内や公園は

植物が理路整然と

植えられているから

四季折々の美しい姿を

見物するだけでも面白い


鳥居を入る時に

お辞儀をして

お邪魔しますと心のなかで

挨拶をして

二礼二拍手一礼をすると

不思議と

気持ちが軽くなる気がする


少し軽くなった

気持ちで

また鳥居を出る時に

お邪魔しましと

挨拶する

改めて自分へ

挨拶をしているような感覚


考え方によっては

神様に失礼になるかもしれないけれど

自分と語る人を

神様も怒りはしない気がする

「まぁしょうがないな」と

笑ってくれるに違いない