何を求めているだろう

毎日の暮らしに欠かせない事は

なんだろう


安心感

落ち着いて暮らすためには

何よりもまずはこれだ


安全

日本で暮らしている限り

他者に襲われるよりは

事故や病気のほうが

現実的な脅威だろう

だけど詐欺とかには

気をつけよう


安定

経済的にも精神的にも

欠かせない

就業は義務でもあるから

何らかの仕事をしていれば

自ずと経済的にも

飢える事はないけれど

それだけでは満足出来ない


求めているモノとして

真っ先に思いつくのは

大きく分けてこの3つ

これまでも無意識に

これを基準に選択をしてきた


家族を始め

人に近づきたくないとか

職場を転々としたのも

結局はこの感覚によるものだと

最近は凄く思う


一人で過ごせるというのが

自分の最大の特徴であり特技で

あまりにも自然な選択だから

まったく意識が出来なかったけれど

近くに人がいても

話したくないし興味もないから

危険じゃなければ何もしない


そんな行動を嫌う人がいる

その場に居るのに

まるで居ないかのように扱われたと

勘違いして

知らないうちに嫌われている事がある


確かに居ても居なくても

自分には同じ事だから

話したい人には

耐え難い苦痛なんだという事を

最近は意識するようになった


危険じゃないから

放っておける

嫌われてしまうと

何かしらの危険な人に

なってしまうから

気を使わなければならず

それが煩わしいから

一人で過ごしたくなる


精神的には

何の問題も無いけれど

社会人としては問題で

多くの人は

家族と信頼関係を築いて

育って行く

そういう環境が

精神的な土台としてあるから

基本的に他者に

何かを求めている


カフェで過ごしていると

ずっと喋っている人がいる

そういう人が苦手

自分の話を聞いて欲しいとか

相手の話を聞きたいという

欲求が弱いから

好きでも嫌いでもない人の

話は聞きたくないし

自分の話もしたくない


誰とも話したくないか

といえばそうでもなくて

好きな人とは話もしたいし

相手のことを知りたいとも思う

けれど好きになることが

無いのか

気づけていないのか

分からないけれど

そういう気持ちには

なかなかならないし

コミュ症だから話し掛ける

なんて事は無いから

基本的に人付き合いが始まらない


一人でいる事が自然で

不安だったり

寂しかったりしても

誰かにそばにいて欲しいとは

思わない

ピンチの時も

直接してほしいことをしてくれれば

助かるけれど

そんなピンチなんてそうそうない


人に求めることが少ないから

関係を持つ切っ掛けが少ない

話し掛けられても

自分が相手に興味がなかったり

話す気分じゃない時に話しかけられたら

イラッとするから

一人になりたくなる