失われた世代とか
氷河期世代と呼ばれる
今思うのは
意外と恵まれた世代
何じゃないかってこと
高度経済成長期に生まれ
バブル時代に育ったお陰で
夢を抱く必要もない
子どもとして育てられた
不便を嫌い
成長とともに
助けが無くなり
たしかに便利さを
一度失いはした
個人的には
時代の落とし穴に
ハマって息苦しい
青年期を過ごしてしまった
それでも若さという
底しれない後押しもあって
辛い時にもあったけれど
成長という変化を
楽しみながら生きていた
恵まれた分だけ
子どもという
守られた存在から
自立するのは大変だった
振り返ると
ただそれだけのこと
幼い頃の生活に
必要なことは大人がやってくれた
その大人の役割を
今は自分で出来る
気持ちは今も変わらず
子供のまま
小言を言われることも無くなり
平穏な暮らしができている
昔憧れたハイブランドの
アウトレットや中古品が広まって
経済格差とSDGSなんてのも
広がって供給元が増えたから
意外と安く手に入るから
今はあの頃の
理想の生活が出来ている