絶望について

考えてみた


ネガティブな発想に

囚われやすいと

未来に希望を見いだせない


だから無意識に

慣れ親しんだ環境に

留まることを選ぶ


今がどんなに辛くても

他所へ行っても変わらないと

思い込んでしまう


怖くても

嫌いでも

知らない事は

もっと怖いから

いつもの恐怖に耐えることを

選んでしまう


キレるという感情の爆発は

そんな選択の結果だ


他者を攻撃したり

自分を攻撃したり

苦しみの原因は

その両方にあるから

逃げ場を失い破裂する


若い頃は

この連続だった

周りの人にキレる度に

居場所を変えた


ある時からは

反省をして

我慢の限界が来る前に

居場所を変えるようにした

職場を転々としたのは

その為だ


人や環境を

受け入れないから

はじめましてから

カウントダウンも始まる

なんやかんやと

我慢をして

慣れて気にならなくなれば良し

けれど大抵そうはならない


ひとりで過ごせるから

好きにならなければ

興味もないし意識が向かないから

誰かと一緒に過ごすことは

ストレスになる


職場も職業を変えなければ

多少の違いはあっても

すぐに慣れるから

あまり人の助けを必要としない


意識をしなくても

一人になりやすい環境を

選んでしまう

ましてや

スマホひとつあれば

退屈どころか

忙しくなってしまうから

余計に人に近づかない


この現状を

子供の頃は憧れた

誰とも関わらずに

暮らしたいという夢を

ずっと叶え続けている


それでもどこかで

人を求めてもいるから

スッキリもしない


いろんな人に

そんな性格では

将来苦労すると言われたけれど

その通りだった


でもだからといって

落ち着かない環境にも

いられない


夢は叶えて

ずっと続けても

幸せと感じない