淡く青い季節が

終わりを告げ

開放された隙間に

想いを詰め込む


時の流れは

止まることを知らず

湧き水が

やがて海へと注ぐ様


長く遠く

その先へと続く

行先の定まらない

不安定な存在


結末を知りながら

刹那に揺れて

築く過程に

完成など有りはしない