高齢者の多い職場にいると、世代間ギャップの大きさに驚く。
とにかく彼らは嘘が多い。何気ない会話の表現が大げさで、その感覚についていけなくていつも焦らされる。一番困るのは、体調が悪いと言われた時。
風邪を引いた、足が痛い、腰が痛いから今日はこの作業が出来ないと言う。「じゃあ休んで良いよ」と言っても絶対に休まない。要は、作業を代わりにして欲しいだけで、特に体調の問題ではない。理解してしまえば対処は出来る。でも、認知症のふりだけは、嘘をつかれてもまったく見分けられない。
目の前で、後期高齢者が、あれが無いこれが無いとウロウロされると、ホントにこの人病気かもしれないと思ってしまう。心配になって、「病院へ行ったほうが良いよ」というと、「私はまだボケてない」と怒られる始末。