「リスクはクスリ、クスリはリスク」
登山のリスクマネージメントの名言です。
リスクはクスリのように良い効果がありますが、
良い薬も量を間違えるリスクがある。
そんな意味と私は受け止めています。
そして
その適度のリスクを追うことは、
楽しい事へと繋がっていると思っています。
そんな事を考えて今回は妙義山へ向かいました。
石門広場では、落石により2棟ある休憩所は撤去
2t車くらいの石が2つ転がっていました。
あの日の最高気温は27度
1歩1歩、芽吹いたばかりの登山道を登り
目的の2段の鎖が目前です。
上の鎖が少々手強いです。
傾斜がキツいのでパワーも必要です。
「足を動かす前に
足を置く場所を決めてから動かして下さい。」
「出来るかしら?」
「・・・。」
色々と登り方を検討している様子です。
「チョッと待って下さ~い!」
どの岩角なら足を乗せることが出来るのか?
こんな場所で慣れるしかないですね。
慣れると
岩角が自然と見えて来るんですが・・・。
難所を越えてセルフビレ-(自己確保)して一息!
ここまで来ればあと一息です。
山頂に到着すれば万遍の笑顔
目の前には新緑の自然と展望
山は何と楽しいことでしょう!
きっとそれは・・・
あの経験は
いつか
みな様の味方となってくれることでしょう!
そして
思いもよらなかった労いの花
妙義山固有種の「ミョウギイワザクラ」
可愛かったですね~!
リスクを負うことはどんな山でもあると思います。
今回・・・
私が考えたみな様への適度なリスク
楽しさに繋がってくれたことでしょうか。
あの日は
山の天気、新緑、
そして花も味方してくれました!
私も楽しかったです。