2023・4・19 妙義山・金洞山 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

「リスクはクスリ、クスリはリスク」

登山のリスクマネージメントの名言です。

リスクはクスリのように良い効果がありますが、

良い薬も量を間違えるリスクがある。

そんな意味と私は受け止めています。

そして

その適度のリスクを追うことは、

楽しい事へと繋がっていると思っています。

そんな事を考えて今回は妙義山へ向かいました。

 

石門広場では、落石により2棟ある休憩所は撤去

2t車くらいの石が2つ転がっていました。

 

あの日の最高気温は27度

1歩1歩、芽吹いたばかりの登山道を登り

目的の2段の鎖が目前です。

上の鎖が少々手強いです。

傾斜がキツいのでパワーも必要です。

「足を動かす前に

  足を置く場所を決めてから動かして下さい。」

 

「出来るかしら?」

「・・・。」

 

色々と登り方を検討している様子です。

「チョッと待って下さ~い!」

 

どの岩角なら足を乗せることが出来るのか?

こんな場所で慣れるしかないですね。

慣れると

岩角が自然と見えて来るんですが・・・。

 

難所を越えてセルフビレ-(自己確保)して一息!

 

ここまで来ればあと一息です。

山頂に到着すれば万遍の笑顔

目の前には新緑の自然と展望

山は何と楽しいことでしょう!

 

あの時に足を乗せた小さな岩角

きっとそれは・・・

あの経験は

いつか

みな様の味方となってくれることでしょう!

 

そして

思いもよらなかった労いの花

妙義山固有種の「ミョウギイワザクラ」

可愛かったですね~!

 

リスクを負うことはどんな山でもあると思います。

今回・・・

私が考えたみな様への適度なリスク

楽しさに繋がってくれたことでしょうか。

あの日は

山の天気、新緑、

そして花も味方してくれました!

私も楽しかったです。