2021年11月上旬 西上州・立岩~毛無岩へ(群馬県) | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

昨年の紅葉時期の話です。

私達は立岩から毛無岩への周回縦走へ行って来ました。

紅葉時期とあって、朝7時半で駐車場は満車状態でした。

登山者守り地蔵さんに、どうぞ御守りください・・・

                    とご挨拶をして登山開始です。

 

スギ林の道をひたすら登れば、自然林の林になります。

こんな白樺が密集した場所が西上州にあったんですね!

手前のモミジの色と置くの白が何とも言えません。

その置くが岩壁でまた良い雰囲気です。

こんなことがあるから・・・

いつ登っても、何度登っても楽しいのかと思います。

 

少し登ればV字の谷、威圧感があります。

すぐ一番最初の岩の鎖場です。

1歩1歩足場を確認しながら登れば、見た目より普通に登れます。

そして立岩山頂からの毛無岩です。

写真でも遠く見えますが、現場でも遠く見えました!

風もなく天気も上々!

ちょっと立ち休憩的にて景色を眺めて、すぐ行動再開です。

荒船山への道と毛無岩方面に分かれる場所で昼食休憩。

その後は癒やしの風景が続きます。

良い色でしたので振り返って陽の光に透かし照らされたモミジ!

(実物はすごく綺麗でした。)

 

こんな素晴らしい場所を歩いていると、

来年も

また来たくなります。

季節のうつろいも感じます。

 

崩壊した場所です。

以前通過したときよりも大分歩きやすくなりました。

しかし

安全最優先でロープを使いました。

私達の後ろから来た塾達者とお見受けした男性の方、

スイスイと通過して行きました。

 

その後は登山道だった丸太が落ち葉に隠れそうな所などを登り下り、

ふと見ると!  ・・・?

穴の中にはどんぐりが沢山。

なんと健気な光景!

今頃は一つふたつ食べて居ることと思います。 

「蓄え」・・・大切ですね!

 

そして見えてきた毛無岩

堂々とした姿でした。

下山が危険なため、ロープ確保でした。

 

尖った立岩が見えます。

左の沢へ落ち込んで行く尾根が重なり、

何とも言えない景色でした!

山頂で遭遇した若い男女のクライマーのお二人、輝いていました!

クライミングでの登頂お目出とうございます。 

・・・と言うよりは「お幸せに!」・・・の言葉がお似合いでした。

 

 

下山途中にある岩の展望ヶ所で記念の一枚!

 

そして

約9時間の西上州の山旅は無事終了することが出来ました。

お疲れ様でした! 

ここから見ても立岩はとがってました。

 

     ◆特に印象に残ったこと◆

今回の一緒の登られた@@さんから教えて貰いました。

あの時、

子供とはぐれてしまったのか?

哀しげに谷底で鳴く鹿の声を聞きました。

@@さんは・・・

「モミジ踏み分け鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしい。」

 

万葉の時代の紅葉と鹿は、今も変わりないんですね!

自然は大切にしたいものです!