妙義山は白雲山、金洞山、そして登山自粛を求められている金鶏山とを妙義三山と呼んでいます。金鶏山は周囲を道路で囲まれているため、落石が通行車両に直撃となる可能性を鑑み、自粛となって居ること遠います。
そして裏妙義と表妙義があるので、少々ややこしい感があります。
妙義神社のある白雲山から、
中ノ岳神社の金洞山までの縦走を表妙義縦走路と呼ばれ、
毎年沢山の登山者が訪れる人気のルートです。
群馬県内で最も死亡事故の多い山域です。注意山域ですね!
今回は、
中ノ岳神社のある金洞山へ登りました。
丁度、山桜が咲いていた頃です。
薄曇りの天気の中、圧巻の岩山を前にして準備に掛かります。
少し登ると・・・こんな看板が!
良く行ける所まで行ってみよう的な気持ちは、要注意?
その先では、最初に出てくる小手調べ的な岩場の鎖があります。
「エイッっと登ってコンディションを確認しましょう!」
その先にある岩場は中ノ岳ですが、長い鎖が掛かっています。
強引に鎖を付けて登山道にしたような場所です。
近寄ってよく観察すると・・・
足場は結構あるので、俯瞰と観察は大違い。
下部分の鎖はステンレスで光っていますが、滑り易いです。
上部はさび付いています。
「どうぞ!」
ゆっくりと自分の動作を確認するように登ってくる@@さん。
オーバーハングのクライミングでも、
足を置く場所を決めてから足を動かすことが基本ですね!
山頂から後続の皆さんが見えました。
私達は先へ進みます。
AAさんもシッカリと足場を見て行動しているようです。
下りは高さを感じますので、
そんな高さ慣れもトレーニングでは必要かと思います。
そして到着した東岳。
金洞山には西岳(バリエーションルート)と東岳、
その中間にある中ノ岳の3つの主なピークがあります。
薄曇りでしたが、風が無く穏やかな日でした。
どっかりと腰掛けて、
温かなカップ麺などシッカリとエネルギー補給と景色を堪能出来ました。 新緑の前はより荒涼感が増します。
その後、その先に有る分岐まで行き、往路を戻ることにしました。
「せっかくだから・・・
もう一度 この荒涼とした岩山を味わいましょう。」
鎖と岩を両方持ってバランスト維持することが良いと思います。
両手で持つとクルッと体が回って仕舞うこともあります。
ここも鎖は錆付いています。
今回は懸垂も実施!
頼りがいのある技術と思いますが、
事故になると惨事となりますので、安全確認は自分だけで無く、お互いが同士が再三実施しないといけないですね。
でも・・・
慣れると本当に重宝します!
その先も実施してきました。
登山隊の戦力という観点から、ロープをグループ装備として携帯していれば、こんなことが出来ると時々口にします。
ツエルトやカラビナ、スリングなども
グループ装備として必要なものかと思います。
登山の雨具や速乾性の着衣にしてもそうですが、
その殆どが身を守るものと思います。
お疲れ様でした!
神様にご挨拶して帰路につきました。
道の駅にも立ち寄って、一息入れてから帰路につきました。