2019・1・5 アイゼン・ピッケルトレーニング  | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

みな様

新年あけましておめでとうございます。

今回の年末年始は、何処へも行かずに自宅で過ごして居ました。

しかし、

さすがに体の怠け癖が付きそうでストレスも溜まって・・・

そんな中、

1月5日、

トレーニングへ申し込まれたみな様と、

前回同様のヒミツの場所で1日過ごして来ました。

 

積雪量も若干増え、

雪山の感じも増してグッドコンディション!

 

このようなメニューに参加される皆様の環境は・・・

・ピッケル・アイゼンの使い方を再度確認したい人

・今季初の雪山、その感覚の取戻しを目的の人

・装備を購入して使い方を覚えたい人

         ・・・前回も同様で、みな様々です。

 

開始時は5㎝くらいの積雪で、

その下は氷化した地面、そして斜面です。

アイゼンの爪を意識した歩き方・・・

自分が雪の斜面に立っていられるのは爪の効果です。

今日は1日、

アイゼンの爪が如何に効いているかを意識して活動してください。

             (ピッケルバンドが膝に影響しそう!)

 

斜面の登りl下り ・ トラバース(横移動) ・ 岩場 ・ガレバなど

いろんな状況に対応するポケットの数が、

多い方が良いに決まっています。

そんなポケットの数を増やしてもらうため、この場所は

適地だと自分では思っています。(氷結部が無いのが残念です。)

 

自分が判断して足を乗せた岩角や雪の斜面・・・

あの岩角につま先がシッカリ乗っているから・・・

この斜面にアイゼンの爪がシッカリ雪を捉えているから・・・

という判定が出来るようになれば、行動もスムーズになって来ます。

これはやはり数をこなすことが良いと思います。

 

ここは

狭いエリアにバリエーション豊かに

違う使用方法が求められる場所がいくつもあります。

まるでジムのようです。

新しく購入したアイゼンでこんな行動が出来るのか。

ピッケルって思ったより使い勝手が良い、信頼できる!

雪山って楽しい!

そんな感覚を掴んで貰いたいです。

(遭遇する急斜面をダカーポジションで登る練習風景です。)

 

藪山に雪が乗っているだけの場所です。

しかし、活用次第によっては十分なトレーニング場に変ります。

雪が深すぎもせず、ふわふわすぎもせず、時には傾斜もあり、

藪山で色んな練習が出来たと思っています。

色んなカタカナの名前もお伝えしましたが、それはあとでテキスト開いて覚えてください。

今回もまさしく体で覚える実践トレーニングでした。

次回はロープ確保なしで登れると良いですね!

 

なぜなら、

前回は確保状態でも私が登れたという事実があります。

その事実があれば、

2回目のトレーニングでは確保なしでも登れると思います。

登れるはずです。

そしたら自分の自信も格段にアップします。

 

自信は安全管理で重要な要素ですね。

ロープ確保なしはともかく、2回目参加して頂き、

最初と2回目の自分が、

どれだけ違うかを知って貰いたいと思います。

 

アイゼンの爪を蹴りこんだ感覚

ピッケルを打ち込んだ感覚

枝にピックを引っ掛けて体を引き上げた感覚

ガラガラしたガレ場でのアイゼンの感覚

そんな感覚や行動をイメージするイメージトレーニングも

普段から時々することも良いと思います。

 

この5日の1日を終えて、私の正月気分も一新されました!

のんびりした正月も良いですが、ストレスも溜まります!

 

やっぱり

みなさんと山に居る方が楽しいです。

今年も宜しくお願いします。

 

・・・・

登山・トレッキングのガイド「風」  (HPも宜しくお願いします。)
 

・・・
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