2108・8・2~ 北アルプス 大キレット | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

日本三大急登とか北アルプス三大急登とか・・・

日本人は三大@@というのが好きらしく、

そんな名前が付いてると、

登山者であれば一度は挑戦したい登山道と思います。

北アルプス三大キレットは八峰キレット・不帰キレット、

そして大キレットがあり、

大キレットは難易度も最も困難なキレットであると言われています。

パーティの中に初心者は居る場合は、

前後に先輩が陣取り、

しっかり指示できる体制が良いかと思います。

 

群馬の高崎駅を出発し順調に上高地まで来て、

そしてやや早歩き(気持ちが急いているんですかね。)となって

1日目の宿である横尾に到着でした。

ここは入浴も出来て嬉しい山荘です。

 

2日目は槍沢沿いを登り詰め、

槍ヶ岳がそろそろ見えるかなと思う頃に到着する

天狗原の分岐

そこを左へ

天狗原からの登りが結構きついので、焦らずゆっくり

足を止めずに登ります。

 

雪渓から湧いてくる冷たい水で後頭部を冷やしたり

顔を洗ったりしましたが、

ここからが更にきつく、そして長く感じました。

 

そして尾根に出るまでが、暑かったですね!

尾根に出ると・・・

しかし、右を見ても左を見ても景色は申し分ありません。

・・・今頃、

槍の穂先で喜んでいる人達が居るんだろうと思い、

やっぱり、

初めて登った時の思い出が何年経っても甦って来ます。

槍ヶ岳は北アルプスのシンボルですね!

 

この辺りから先が鎖も出て来て

少し慎重に登らなくてはならない所、かつ疲れも出ている頃で

小休止の数を一つ二つ増やしても良いと思います。

 

 

 

そして到着したのがこの景色!

雲に抱かれた滝谷とでも言うべき景色でした。

 

疲れも吹っ飛びますね!

右下に見える南岳小屋まであとひと足です。

 

小屋ではもうリラックスして、外のテーブルで山談義!

嬉しいひと時です。

食事の時間が終わって、明日の荷物整理などして

横に成ったらぐっすり寝てしまいました。

 

私が横に成った時に考えていたことは・・・

登りで結構つらかったのはなぜなのか?

横尾山荘での朝食は普通に食べることが出来た。

頼んだ弁当はクロワッサン2個、ジャムパン1個、

そして小さなチーズなど・・・

それらは天狗原分岐辺りで既に食べ終わって、

尾西の五目御飯も食べていた。

五目御飯を食べたタイミングが悪かったのか?

そんなエネルギー補給についてでした。

(今も、結論は出ていません。)

 

2日目・・・

朝ご飯はがっちり食べて出発できました。

渋滞を嫌って、キレットに下って行く中で、

最後尾に成るように小屋を出ました。

朝の空気は清々しいものです。

ルートの確認?

 

 

こんな梯子もあります。

危険な状況です。

梯子自体は問題ないのですが、

梯子を降りてから先で・・・

足を滑らしたら、そのまま谷底へ落ちてしまいます。

鉄の梯子だけに気を取られずに、

その先の谷の方まで観察する注意力もひつようですね!

「シッカリ確保してますから安心してくださ~い。」

 

写真では見えませんが、ロープで確保してます。

 

前を行くガイドパーティーに追いつきました。

ロープでシッカリ結ばれてます。

手前のピークが長谷川ピークです。

ヨーロッパ三大北壁冬期単独踏破世界初登を成し遂げた日本人の

長谷川恒男を記念して名前を付けたんですね。

 

この厳冬期グランドジョラス北壁を単独で8日間掛けて登った

本人の手記か綴られたものです。

 

話がそれました。

南岳から北穂へ向かって右の谷が滝谷と言い

沢は手前からA沢、B沢、そしてC沢・・・とアルファベットで呼ばれ、

その間の尾根は主に第1尾根、第2尾根と数字で呼ばれています。

そうやって谷を見ると滝谷も何となく見当がつかも知れません。

 

この辺から鎖が出て来ます。

皆さんは日和田山などで岩トレしてきた人たちです。

難なく下り、そして鎖を掴んで岩場の横移動・・・

横移動(トラバース)でも鎖の設置が有ります。

 

そして難所の「飛騨泣き」も鉄杭が足場となってます。

問題なし。

順調です。

(飛騨泣きで待ってて下さったみなさん、有り難うございました。)

あれやこれやと越えて来て・・・

 

そして・・・

到着した滝谷展望台、ここで大休止の弁当タイムです。

北穂小屋への最後の登りが目の前です。

9頃近かったでしょうか。

5時の朝食から確実に4時間近くになっています。

そろそろ、腹ごしらえが必要な頃

(シャリバテ防止です。)

やっぱりご飯タイムは嬉しい時間、

「これから登りですから、シッカリ食べましょう!」

 

そして

登り始めてすぐに小石が飛んで来ました。

危ない危ない!

先ほど上に見えていた人達でしょうか。

単独、3~4人、そんなグループが10人以上の団体となって

繋がった状態で列を組んでました。

初めての単独のの人は

前を歩く人が居ると少し安心します。

そんなみなさんが一列に繋がったのでしょうか。

私達も一歩一歩登り始め・・・

「歩幅を小さく、後ろ足で蹴らないで・・・!」

後の皆さんに聞こえるように大きな声で伝えたりしてました。

下に登って来る人が居ると思って登ることが必要ですね。

下の人は・・・

まさか上に居る人が落石などしないと思って

注意は足元に集中してますので・・・。

絶対石を落としてはいけません。

 

また

「岩は触っているだけでなく、シッカリ掴んでください!」

もしズルッとなっても、しっかり掴んでいれば助かるかも?

 

慎重に登って、石など落とさないように

慎重に足を出して、バランスを崩さないようにお願いします。

幸い下りの人とのすれ違いも少なくて良かったです!

 

そして上を見ると、

小屋がどんどん近く成って来ます。

 

そして・・・

とうとう、最後の一歩です!

 

やりました!

北穂小屋へ到着出来ました!

北アルプス三大キレットの最難関が無事終了しました。

それぞれが水分補給や北穂ラーメンなどで、

心も体も大休止!

 

人と人との間に槍の穂先を入れて撮影してくれました。

細かな心使い有り難うございます。

疲れも癒され

長い南陵をゆっくり下山し

涸沢小屋で宿泊でした。

涸沢の夕暮れは、心温まるテントの明かりと共に訪れ

私達の1日も終わろうとしています。

あの日も笑顔で終了した本当に良い1日でした~!

 

翌日は上高地までのんびりと下山

徳澤園のソフトクリームがさっぱりして美味しかったです。

 

今回は・・・

4時間ほどのキレットのために

4日間を費やして燃焼した山旅

全エネルギーを注ぐ夏の北アルプス

 

まだまだ山は辞められそうにありません!

やっぱり山って

良いもんですね~!

 

・・・・

登山・トレッキングのガイド「風」  (HPも宜しくお願いします。)
 

・・・
風」のガイドプラン ← (こちらも宜しくお願いします。)