左手にテーブルマウンテンの荒船山が見える箇所があります。
車を停めて注視すると荒船山東面の中腹に氷柱がうっすらと見えます。
そこが相沢の氷柱群と言われ、
最近では昭文社の山と高原地図にも記載があります。
今シーズン初めてのアイスクライミングでした。
SMさんと荒船山相沢登山口からテクテク登り始め、約50分!
老朽化した登山の表示板と赤テープあり、
小休止して踏み跡を15分ンも辿れば
高さやく50Mの氷柱がドーンとあります。
駐車場に4台ほど車両が停まっていたので先客あり、
じっと上部を観察していると・・・
「私達も順番まってます!」と声が掛りました。
数人の人が登る予定ということでした。
50Mという高さは結構長いです。
今すぐにでも登りたい気持ちを抑えて、移動します。
尾根をを回り込んだ先に、「エープリルフール」という滝もありますので
期待を込めて・・・
ここも難易度は決して低い方ではありません。
50Mはありそうです。
やっぱりクライミング中のみなさんが居ました。
(写真は帰り際に撮ったので人は居ません。)
中間部と上部は傾斜は80度を確実に超えています。
仕方がないので、
隣にある20M程の氷を登ることとしました。
下部の4Mほどが傾斜はきついですが、
その上は写真の通り緩傾斜となります。
隣で頑張っていた男性2名・・・
登っている時に・・・
「自分!がんばれ~ッ!」 とか何とか言って・・・
セルフコントロールしながら登ってました。
自分に言い聞かせることって、大切ですね!
私もそうですが弱気になると、その時点で敗退間違いなしと思います。
それでも、少し休憩していると、また闘志が盛り上がります。
不思議ですね~!
心と体は一体なのですね。
2回目にSMさんは・・・・
「ダメみたいで~す!」
つかさず・・・「登ってこいや~。」
暫くすると登って来ました!
登れて良かったけれど・・・
少しトレーニング不足ですネ。
これでは隣の氷柱は登れそうにありません。
もし今回、隣の氷柱に取りついて、
力量不足で途中から降りてきて・・・
自分のことを見つめ直す機会であった方が、彼にとって良かったかもしれません。
SMさんも、打ちのめされて立ち上がるタイプのひとりと思っています。
打たれ強い男です!
今回は何とかこの氷を登れてしまったので、
まだその心中に達していないでだと思います。
隣の氷柱が待ってるぜ!
「何とか2人で登って、気分をスッキリさせようぜ!
オイラもまだまだ頑張るよ!」
目標の氷柱に取りつくことが出来ませんでしたが、
SMさんは、
自分の目で見た氷柱をシッカリ心に刻んだことでしょう!
山は楽しいですね~!
また来ま~す。