2016・10・13 表妙義・金洞山 | 高橋 丈のブログ

高橋 丈のブログ

山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。


10月の中旬の13日 天気はうす曇り

一緒に行った人は、
普段から、鎖などがある山へ登ることが少ないと話されていました。

(この写真は参考のためにアップしたもので当日撮影したものではありません。)

「大丈夫かしら!」と心配そうな面持ちで・・・
目の前に立つ岩の山を見上げている様子でした。


此処は登山道の難路ですが、クライミングのルートではありません。
そのような旨の話をして、石門を見ながら広場へ向かいます。
安全を確保しますので大丈夫ですヨ。
こんな言葉で納得は出来ないと思いますが、一歩踏み込んでの登山は始まりました。
金銅山と星穴岳のコル手前で鎖は始まります。
ハーネスとヘルメットを装着して、
私達はハーネスに繋がれた8の字結びを再確認して行動開始です。
鎖の通過要領など解説しながらゆっくりと登ります。


鎖の登り下りは手袋があると良いです。
鎖だけでなく木の枝や根っこも掴みますので、有ると安心です。
軍手などでなく手にフッとした物で滑り止めが付いたものが良いですね。
ホームセンターなどで色々販売されていますが、
良く見ると色んな種類がありますので試着したりして選ぶと良いと思います。
あの日、私が使ったものもホームセンターで講習したものでした。


すぐ話がそれてしまいますが、
登りは私が先に登って上でロープ確保となります。
一歩一歩丁寧に登って来る姿が見えました。
今日は体験的な登山です。
でもこれが登れれば、大概の鎖場はヘッチャラとなると思います。
そんな自信を付けて頂くためにも、
このコースは短時間で色んな鎖を体験できるので良いコースです。


コルから少し登ると眼下に地上が見えますが、
今日は薄曇りではっきりとは見えませんでした。
そして落葉前ですので、木の葉も緊張感の緩和に役立っています。
落葉後の晴れた日には気分良いですが、高さ感は足がすくむほどです。


メインの鎖場は30M位有ります。
手に持つロープはゆっくりと動き、少しずつ流れて来ます。
慎重に登っていることと思います。
姿が見えました。

そして余裕があります。
手を挙げて答えてくれました。
嬉しそうです!
こんな笑顔を見るのが良いですね~!

私が岩を登っている時も子供に帰っていると思いますが、
はしゃいでいるようでした。
でも私の居る所に到着した時は、
結構 息使いが荒くなっていたようでした。
楽しいですよね!
私も何回登っても楽しいです。

ところで・・・
岩と違い、鎖は動きます。
可能であれば片手で鎖を掴み、他の手は岩でバランスを取るように登ると、
身体がぐっと安定しますね。
私は、いつもそんな言葉を掛けて登って貰いようにしています。


そして金銅山の山頂で・・・
カシャリと1枚撮りました。

この景色は登山道からの景色と言えるでしょうか。
ここはロープで確保した方が良い場所ですね。


最近お聞きした話ですが・・・
岩登りを楽しむ会の1人は、
いつもロープで確保されているので、
登山道で危険な個所を通過する時に
ロープが欲しいと感じるようになったそうです。
ロープの大切さ、ロープ確保の安心さ
重要ですね。岩場が有るような山へ出掛ける時は
20m1本あると安心ですね。

私達は・・・
昼食休憩でゆっくりと時間を使い、
日本三大奇景の妙義山の景色を味わって頂きました。



こんな景色も妙義ならではですね!

後方に見えたお二人さんは・・・
怖い~とか言いながらも鎖の妙義山を楽しんでいる様子が聞こえ、
本当に楽しそうでした。



石門広場で一息入れて・・・

妙義山のほんの一部ですが、
岩に強引に鎖をつけて登山道とした妙義山を感じて頂けたと思います。
お疲れ様でした。

私も楽しかったです!


もしかしたら、
来年登る山が広がったのではないでしょうか。
そうであれば、
    私も嬉しいです。



・・・・
登山・トレッキングのガイド「風」
  
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