2016・4・26 湯の丸山と烏帽子岳へ | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

湯の丸山と烏帽子岳は群馬県と長野県の県境に位置し
、標高約2000mの山ですが、登山道も良く整備され、
駐車場から山頂が近いということもあって、人気のある山です。
特に6月中旬から湯の丸山では沢山のツツジが咲くこと有名です。

私が登山を始めた頃、2座の登山に来てましたが、
真夏でジリジリと暑くて湯の丸山を登ったら、
目の前に見える烏帽子に登る気力が萎えてしまって、そのまま下山した思い出があります。
昔の話ですヨ!

スキー場駐車場へ車を停めて登山口にはこんなに立派な表示板があります。
地図は携帯してますが、一応写真撮影です。
写真の情報が役立つ時もあります。

暫く林道を歩き、登山道になって気が付いたこと・・・
この景色です。
まさに高山の登山道ですね。

最近は低山が多かったせいで、こんな状況を見ると・・・
いよいよ夏山の時機到来! そんな思いがしました。

白樺と熊笹、そして奥にはカラマツ林・・・
高山の景色です。
そして空気感が良い感じです!

登山口からは、湯の丸山を巻く平坦なトラバースの道が続きますので、
気分爽快です。
天気も上々!
空気に透明感がある感じですね!
平坦な道のため、速足で来ましたので、呼吸も上がってます。
ブレないように、呼吸を整えて2~3枚撮りました。

右左の景色を見ながら来ると、見えて来ました。
烏帽子岳です。
出合った人は「1時間で行けますよ!」と軽く言ってましたが、
開始から1時間では無理そうです。

右の斜面は湯の丸山、先が烏帽子岳、此処は双方の鞍部です。
休憩適地ですので、先客が居ました。
そして1本の松、1ッ本松です。

軽く挨拶して通過しました。
後方の湯の丸山は、見るからに丸い山ですね。
空も青くてすっきりしてます。

少し登ると・・

残雪と日本百名山の四阿山(アズマヤサン)です。
左奥は根子岳ですね!
冬に登ると北アルプスの景色が真正面に見えて感激します。
四阿山は今年の秋に登る予定です。
紅葉が楽しみです!

こっちの写真の方がいい感じですね!

尾根に登ると・・・
蓼科山も見えてます。

そして登山道は高みへ続いてます。
冬は風も強そうです。

山頂到着かと思ったら・・・

休憩せず、更に登ります。

「あと10分掛るかな?」
ついに到着しました。
烏帽子岳山頂です。
360度の展望です。
良い場所です。
4月の23日前橋は24度の気温、ここは何度くらいでしょうか。
下着と薄手のシャツで、夏の着衣です。


浅間山方面です。
奥から、浅間、黒斑、篭の登山、篭の登山の斜面のスキー場には、まだ残雪ありです。

あれ、雲!
夕立ち?
雨具は?
有るある。
大丈夫!

単独だとこんな時もふと、不安になることもあります。


西には北アルプスの峰々もうっすらと見えてました。
そして千曲川流域の街です。

島崎藤村の「破壊」という小説で、主人公の
丑松少年が千曲川沿いに往来した姿が目に浮かぶようです。
辛い人生を送った小説でしたね。


昼食は今回はカップ麺を持ってきました。
カップ麺は久し振りです。
のんびりと固めの麺を頂きました。
ひと時の山頂を楽しんで下山開始です。

快適な道です。

こんな気分を簡単に味わえる烏帽子岳は、登り易くて良い山です。

右は登山口、上は湯の丸山です。
寒くも無く、暑くもなく快適です。

先程の分岐まで下りて来ました。
椅子が石です。

先程何人かの皆さんが休憩していたので分かりませんでした。
良い休憩場所ですね。
1ッ本松もあって日影もあります。

休まず登ります。
此処からは急登ですので、息が上がらない程度に登ります。

40分ほどで山頂でした。

烏帽子を振り返ります。

アルペンムードたっぷりで、そして安全で眺めもいい、良い山です。

山頂へ来ましたので小休止ですが、まだ空腹感も無くお湯を飲んで下山とします。

正面は湯の丸スキー場です。
あと2時間掛りそうなほど遠く見えてました。
下山はストックを使って転倒予防と膝に優しく下りました。
(結構こんなところに気を使います。)

6月中旬にはつつじが満開でしょう!

遭難防止の鐘だそうです。

最後の休憩、奥に切株が数個置いてあり、残った菓子パンを食べ、
良い登山ルートを確認出来て満足です。

そしてここの道は・・・
右は長野県、左は群馬県
そして右に降った雨は日本海へ、左に降った雨は太平洋へ流れます。
日本の脊髄山脈で、中央分水嶺です。
なかなか面白い道です。

登山口から烏帽子まで1時間半
烏帽子から湯の丸山まで2時間
下山は1時間です。
鎖や岩場も無くて森林限界を越える山が楽しめます。

嬬恋村には「雪山讃歌」発祥の地、湯があります。


いずれにしても、登った山はいい山かも知れませんね!

そうですよ!

ネ!

は~い。

単独での下見登山は無事終了しました。




PS
私の夏山登山のプランも再度宣伝させて頂きたいと思います。
宜しかったら参加ください。
宜しくお願いします。

016年 黒部源流域 日本百名山4座登頂 参加者募集(少人数でのガイド登山)