2016・4・23 表妙義・鷹戻しへ | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

4月23日曇り メンバー4人で表妙義の金洞山を登って来ました。

金洞山のルートには鷹戻しがあり、クライミング的な要素のある登山道です。
各人のザックの重さを均等化したりして、
共同で装備するものと、個人で装備するものを決めてザックに収納しました。


共同で装備するもの・・・ロープ・非常用コンロセット・ツエルト・救急用品セット
個人で装備するもの・・・ヘルメット・ハーネス・カラビナ類少々・昼食・非常食、他雨具等の一般登山用品。


そしたら、結構、コンロや救急用品セットがダブっていたりして、
4人の荷物は大分荷物も軽くなりました。

妙義神社~タルワキ沢~相馬岳~バラ尾根~鷹戻し~エスケープルート~石門広場~駐車場とテンポ良く進み、快適な1日となりました。

急登のタルワキ沢を登り、相馬岳手前からの展望です。
岩壁は大天狗です。
此処までくれば相馬岳はすぐそこです。

木の根っこなどをドンドン掴んで登って来ました。

妙義山最高峰です。

あいにく金銅山は霞んで見えません。
ここでヘルメット等の保安用品を着用です。

そしてまた着の根っこなどを掴みながらバラ尾根をどんどん進みます。
妙義は岩山ですが低山のため、立ち木が縦走路にあります。
そんな立木をどんどん活用して進みます。

そして金銅山が近くになって来て、何やら遠くで掛け声が聞こえます。
鷹戻しを登っています。

2~3人が取りついてました。
いよいよ気分も高まって来ました。みんなも緊張しているようです。
そんな時に足元に咲いてました。
桜草でしょうか。
高さ3㎝くらいです。
日影の岩場にしっかりとン根を下ろして咲いたのでしょうね。
厳しい環境に咲く花程、愛らしいものですね。

ミツバツツジも咲いてます。

そして、とうとう辿り着きました。
何回登り下りを繰り返したことか・・・
鉄梯子を登り、最後のフィナーレとなりました。

ロープで確保をして登ります。
煩わしいですが安全第一ですよね。
ここも時々大きな事故が発生している箇所です。

慎重に登っている様子が伝わります。

もう少し・・・

私の居る所まで辿り着いて、笑顔が満ち溢れていました。
まだまだ、油断は禁物です。

垂直の2段の鎖を下って、小休止です。
エネルギー補給で菓子パンとコーヒーを流し込みます。
この補給が大切ですよね!
シャリバテ状態では集中力も低下気味となり、思わぬ石などで転倒もあります。
シッカリとエネルギーを補給してから出発です。

金銅山はエスケープしました。

楽しみの先送りです。
皆さん、鷹戻しを登ってお腹いっぱいのようでした。


こんな鎖のトラバースでは鎖に自己確保の鎖を掛けてスルーします。
でも、縦の鎖は腕の力が頼りです。

足をしっかり決めて一歩一歩です。


そこを通過しても長~いロープの個所があり、
慎重にゆっくりと下ります。

そしてとうとう石門広場へ到着しました。


テーブルに広げたハーネスとヘルメット類が私達を守ってくれました。
帰ったらちゃんと手入れをしましょう!

中央下に見えるのが第二石門です。

そしてその先は駐車場です。
もう一息です。
すっかり妙義も新緑に包まれていました。


駐車場から見上げてギザギザの岩山が妙義山です。
自分達があそこに登って来たという充実感。
良いもんですね!


帰りの車の中では・・・
次の山の話で盛り上がってました。


難路の妙義縦走が終われば・・・
次は何処でしょうかね~。


夢は・・・
また広がりを見せてくれました!

やっぱり、
山っていいもんですね!