天神尾根の登り始めは木道が有りますので、濡れているとツルッとすべりやすいです。
雨具を着ていましたので多少煩わしさも感じながら、慎重に木道を通過してきました。
雨具の中は汗ばんで、不快指数が急上昇です。
着衣の調整をしたいと思う頃、熊穴沢の避難小屋到着です。
先着されていた方々が、丁度出発するタイミングで、ラッキー!
「椅子の上には濡れたザックは置かないようにしましょう。」
「次の人が来た時、椅子が濡れててはいけません。」
パンをひとかじりして、小休止。
雨具のフードを下ろしているだけでも、鬱陶しい気分は軽減されます。
次から次へと小屋へやって来ますので、椅子の交代をして、私達も出発と成りました。
この頃から雨は上がり始めて来ました。
天気予報通り、徐々に天気は回復に向かっているようです。
期待しながら、濡れた岩場を通過します。
他のグループの皆さんの慎重さが伝わって来るようです。
今度は鎖が有ります。
私達も、登りでは手を添える程度に使うような感じで通過出来ました。
フードを下ろせるようになった天気の中、左の稜線を見ると明るくなってきました。
嬉しい傾向です。
「やっぱり午後から天候回復ですね!」
「嬉しいです。今回は雨覚悟で来ました。」
肩の小屋へ到着したら、みんな外で昼食など食べながら休憩していました。
私達も持参のお弁当を広げ、おにぎりやパンなどでお昼ごはんです。
雨の中でお弁当食べることは・・・、
気持ちが砕ける感じになっていけません。
雨が降って居なくて良かったです。
ホットなカップ麺が美味しそうでした。
これからは温かいものが美味しい時期と成りますね。
休憩とエネルギー補給で元気に成った私達も山頂へ向かいます。
左に深く広がっている万太郎谷です。
3~4年前遡行しましたが、トロを泳いだ後に雨が降って来て、着衣が中々乾かずに、真夏なのに寒くなってきた思い出が有ります。
小休止でテントのフライを被った時、風が遮断されたため、急に寒さが引けた記憶が思い出されます。
翌日は・・・、
テントの外の外に干した衣類が乾かず、冷たい濡れたズボンを履いたことなど、今は楽しい思い出です。
楽しい山の思い出は沢山沢山!
山頂近くに成ってオキの耳を見たら素晴らしい景色が舞っていました。
ガスと風のおりなす景色でした。
一同、感激です。
しばし景色を眺めながら、カシャリ、カシャリと写真撮影!
山頂はすぐそこですが、しばし景色に見とれていました。
でもやっぱり山頂で・・・1枚!
雨も上がって気分も上々でした。
やった~。
群馬の日帰りハイクの皆さんも、見事 谷川岳登頂です。
そして次の山頂へ・・・
ばんざーい!
本当に私達の谷川岳登山は、だれも途中放棄することなく全員登頂でした。
頑張りましたね!
登山を始めてから1年間、頑張って来ました。
今日は谷川岳登頂です。
本当におめでとうございました~。
人それぞれ目標の山は有ると思います。
昨年の夏から目標にしていた群馬の名峰、谷川岳!
谷川岳!
怖い山!
私が・・・
登れるかしら!
やった~!
自分達の心の不安を乗り越えて、一歩足を前に踏み出ての登頂でした。
自宅に帰った皆さんは興奮が中々おさまらずに、
遅くまで寝付かなかったということでした。
登山は楽しいですね~!

















